コラム

物語の一巻目を簡単に解説! 第八回【とけだせ! みぞれちゃん】

 

第八回はジャンプコミックスから【とけだせ! みぞれちゃん】著 足袋はなおです。

 

あらすじ

ひまりという女の子が溶けそうになったゆきだるまを冷凍庫に入れたところから物語が始まります。

それから時が過ぎ、夏休みにひまりは叔母のこはるの家に遊びに行くことになり、こはるの家のゆきだるまが元気(無事)か尋ねます。電話の後、こはるがゆきだるまを確認すると、その中にはひとのようなものが……ゆきだるまは雪女だったのです。

雪女のみぞれがトラブルを起こしながら物語が進んでいきます。物語の季節が夏ということもあって、みぞれが外に出ると三歩で彼女の身体は崩れます。また物語の後半ではよく首がとれます。

 

感想

気に入ったところは物語を動かす、みぞれの裏で幼いひまりが妙に冷静だったり、冷たかったりしている(本人が意図しているのかは不明)のがおもしろかったです。

 

現在二巻まで刊行されている今作品よければみなさんも読んでみてはどうでしょうか?

 

文章:マフユノダリア

 

関連記事

関連記事

  1. フランツ・カフカ『城』前田敬作【訳】新潮文庫
  2. 楽しみ
  3. 国民は怒っていた
  4. いつの時代も主婦は大変
  5. 優しさとは?
  6. 私もあなたも「無理をしない」
  7. 現役ドラフトで加入した選手の明暗
  8. ショートショート『室内に滴り落ちる水滴』

おすすめ記事

休むことなく、働き続ける髭

 髭をそるのは面倒くさい。 ムダ毛に限ってどうして生命力が高いん…

ケネス・J. アロー『組織の限界』ちくま学芸文庫

 ケネス・J. アロー『組織の限界』ちくま学芸文庫のレビューです。 和を以て貴しとなす…

『どんな一日にする?』

どんな一日を過ごすかで…その一日が決まる。笑…

ソックモンキーのおしゃべり【ソックモンキー】

『トイ・ストーリー』http://sockmonkey-ky…

『最後まで突っ走りたい』

最後の最後まで突っ走りたい。今までやってきたことを全て出し切りた…

新着記事

PAGE TOP