コラム

物語の一巻目を簡単に解説! 第七回【あつまれ!ふしぎ研究部】

 

第七回は少年チャンピオン・コミックスから【あつまれ!ふしぎ研究部】著 安部真弘です。

 

あらすじ

入る部活を悩む五領大祐はダンボールを倉庫にしまってくるように頼まれる。

倉庫があると思った場所にあったのは『ふしぎ研究部』だった。そこには3人の部員がいて4人目の部員を集めないと廃部にされてしまうというお約束の状況に出くわす。

関わると面倒なことになると部室を出て行こうとする大祐でしたが、催眠術をかけられて入部届けにサインしてしまいます。

 

キャラクター

ふしぎ研究部は

オカルト研究担当の二宮鈴

マジック研究担当の神田千晶

催眠術研究担当の大原ことね

そして実験台の五領大祐

の4人で構成されています。

大祐以外の3人はそれぞれ違う研究をしていて実力もバラバラです。

千晶はマジックに仕掛けがあるものと知らないで力ずくでマジックをしています。

一方、ことねは催眠術を見事に(大祐が催眠術にかかりやすいのもあるが)使いこなしています。

鈴は呪いの人形をとても可愛がっています(あまり研究はしていないみたい)。

 

感想

侵略!イカ娘で有名な安部真弘の作品です。

安部真弘はイカ娘が有名になりすぎて、それが高いハードルになってしまったとこの書籍のあとがきに書いていますが、この作品はそれぞれのキャラクターが魅力的でそのハードルを十分越えることができているのではないかと筆者は思いました。

 

文章:マフユノダリア

 

関連記事

関連記事

  1. フランツ・カフカ『城』前田敬作【訳】新潮文庫
  2. ショートショート『空から偽札が舞い降りてきたら』
  3. ほぼ日刊イトイ新聞『岩田さん 岩田聡さんはこんなことを話していた…
  4. そうだ、お伊勢さん、行こう
  5. 本来の自己を確立
  6. 黄金の血液を持つ人もいる
  7. 「居場所」の根深い問題
  8. 安直なツールとしての「蛙化現象」
PAGE TOP