コラム

物語の一巻目を簡単に解説! 第五回【こじらせ百鬼ドマイナー】

 

第五回目はジャンプコミックスから【こじらせ百鬼ドマイナー】著 南郷晃太です。

 

東京から四国の田舎に越してきた主人公の渡海隼人が転校したのは四国の妖怪たちが通う学校だった!

学校を案内してくれた生徒、飴宮初夏もその後に出会った生徒たちもみんな妖怪で彼女たちは自身がマイナーな妖怪であることに悩み、気にしていた。

そんな妖怪たちと隼人の学校でのお話です。

 

感想

たくさんの妖怪が登場する漫画なのですが、筆者は天狗以外初見の妖怪で「ドマイナー」の名に恥じない作品だなと感じました。

普段お互い干渉しあわない妖怪たちでしたが、隼人に少しずつ話をするようになり、七話では隼人が教室からでていった後の初夏を含めた妖怪たちだけ残され、会話の話題に窮する場面は面白いのでぜひ読んでほしいと思います。

また作者、南郷晃太の初の単行本ですが、一巻の段階でキャラクターや物語の方向性がきっちりでていてよいと思いました。

 

文章:マフユノダリア

 

関連記事

関連記事

  1. イマニュエル・ウォーラーステイン『アフターリベラリズム 近代世界…
  2. 信じられない。創作的な意味で。
  3. 「手に馴染むキーボード・マウスは?」
  4. 人間はどうして課金してしまうのか
  5. 口先だけの人が多いらしい
  6. 人材を育てる難しさ
  7. 荻原魚雷『本と怠け者』ちくま文庫 のご紹介
  8. 映画『草原の実験』のご紹介

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP