福祉・医療

年収204万以上であった場合、就労定着支援も利用料がかかる

 

 就労移行支援、A型作業所、B型作業所は前年度の収入により、負担が生じることを知っている障碍者は多いのではないでしょうか。(事業所から耳にするので、当たり前のように覚える)

 

 就労定着支援については知られていないものの、こちらも有料のサービスとなっています。年収204万円以上であった場合、1ヶ月に2000~3000円の利用料を払わなければなりません。年間にすると24000~36000円なので、決して小さい金額ではないと思います。

 

 支援者の訪問が月に1度くらいだと仮定します。ほとんど何もしてもらっていないにもかかわらず、年間に数万円のお金を払うことになります。就労のためのサポートとはいえプラスではなく、マイナスに傾いているような印象を受けます。

 

 利用料の発生しそうな場合は定着支援サポートではなく、障碍者就業支援を行っている支援機関にお願いしましょう。年間24000~36000円の負担を0にでき、定着支援の代わりにもなります。

 

*障碍者定着支援は無料でないことをきっちりと頭に叩き込ませておきましょう。(利用するかは本人の自由です)

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 失語症の人が通所するB型作業所の紹介
  2. 能力を重視する社会【障碍編】
  3. レンタル障碍者制度について
  4. 障碍者支援で当事者がよくなる確率はかなり低い
  5. 障碍者は見えないところでお世話になり、見える形で被害を被る
  6. 障碍者の一部は職場に居場所を確保するので一杯一杯
  7. 就労移行支援事業所が半年後、一年後の定着率を表示するのは訳がある…
  8. ショートショート『障碍者の闇』

おすすめ記事

芸術、文化を大切にしたい

芸術文化にはいろいろなものがありますが、人に感動を与え、心の豊かさなどを育んでくれます。…

『嫉妬』―自信がないから嫉妬をする―

他人に嫉妬してしまうのは…自分に自信がないから。…

怖い話『何かいた』

大学時代の友人の話。地元が海の近くの友人は夏になると、仲間たちと…

選抜の甲子園出場校予想2

高校野球秋季大会も東京を除いて、優勝校が決定しました。これまでの結果を元に出場校を予想したいと思…

障碍者の一部は職場に居場所を確保するので一杯一杯

 障碍者(先天性タイプ)は職場で居場所を作るので精一杯、そういう人も少なくないのでは…

新着記事

PAGE TOP