『尊敬できる上司も多い』
上司も普通の人です
世の中には上司に対して「無能」とか悪いイメージを持つ人がいるかもしれません。
しかし、上司も多くの場合は会社の先輩の1人で、「普通」の人です。
私もチームリーダーとして、数人の後輩(プログラマー)を使い、多数の業務用アプリ(アプリケーションプログラム)を作成してきましたが、自分自身を「無能」とも「有能」とも思っていません、「普通」です。
教わることで尊敬できる
私は転職を3回経験しましたが、どの会社にも悪い上司はいませんでした。
むしろ、色々と教わった上司の方が多かったのです。
当然、当時の私よりも上司の方が知識も多かったので色々と教えてもらえたのです。
今でも、尊敬できる上司だったと思っています。
上司は仕事の先輩でもある
最初に就職した会社は、できたばかりの会社で社員は私を含め3人でした。
しかし1年後、社員は10人に増えていました。
その中に有名な日○製作所を退職された方がいました。
そして、その人は課長の役職を与えられて、私の上司となりました。
私よりも10歳くらい年上だったと記憶しています。
その上司は大型コンピューターのOS開発の経験があったので、OSに関して教えてもらえたことは、大変勉強になり、仕事にも役立ちました。
上司と言っても、私にはコンピュータ技術者としての、良き先輩のような人でした。
注意されて常識を知ることも
2回目に転職した会社では、N○Tを退職された方が入社して来ました。
私は、その人の部下になったのですが、あるとき資料のコピーを渡したところ、資料にとじ穴がないことを注意されました。
「君が入社した会社では社員研修がなかったのかな?」と言われ、
さらに、「私がいた会社だと新入社員のときに社員研修が徹底されるから、資料にとじ穴を開けておくことは常識として教わる」と聞かされました。
なるほど、会社でのマナーを研修の形で受けたことがなかった私は、それが常識だったのかと感心し、良い勉強になったと思いました。
良い面を認める尊敬できる上司
N○Tの元社員だった上司は、大型コンピュータを専門にしていたようで、オフコン(オフィスコンピュータ)の知識はないようでした。
コンピュータと言っても、大型コンピュータからパソコン迄、使い方は様々です。
当然プログラムの作り方にも違いがあります。
私が作った納品書入力プログラムを見た上司は、「良くできている」「分かりやすい」「参考になった」と褒めてくれました。
自分に経験のないオフコンのプログラムについて、経験の多い私のことを素直に認めてくれたのです。
社会人として尊敬できる人だと思いました。
教わることでスキルアップ
若い人にとって、一般的に上司は会社の先輩(又は社会人としての先輩)の場合が多いと思います。
私の場合は、コンピュータの技術者なので、コンピュータに関して、上司から学んだことが多くありました。
技術者でない人でも会社でのマナーであったり、学ぶことは多いと思います。
上司も社会人としての先輩なんだと思って、日頃から、コミュニケーションを取っていれば、学ぶことも多いのではないでしょうか。
(私の場合は付き合いが良いので上司や同僚と良く飲みに行きました)
学んでスキルアップできれば、自身にとってプラスになると思いませんか...
文章:エムユー
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