出典:(C)1993 松竹株式会社/日本テレビ放送網株式会社/住友商事株式会社
映画『学校』をご紹介
1993年製作、製作国日本、監督山田洋次氏
第48回毎日映画コンクール受賞、第17回日本アカデミー賞受賞の人間ドラマです。
1993年11月6日に日本で公開されました。
あらすじ
ある東京・下町の夜間中学が、舞台です。
卒業に向けて作文を書く授業から、始まります。
年齢も、境遇も違う様々な人たちが登場します。
クラス担任で国語教員の黒井先生こと西田敏行さんが、それぞれの生徒と関わり合うという、エピソードが綴られていきます。
そして、その中で、卒業を間近に控えた田中邦衛さん演じるイノさん(猪田幸男)が、黒井先生以外、皆に病状を知らされることなく、亡くなられます。
みどころ
皆の仲間意識というか、団結する姿に、魅了されます。
ラストの授業シーンでは、イノさんが幸せな一生を送れたのかと皆が思い、幸福というテーマについて授業が展開されていきます。
何が本当の幸せなのか?
答えを皆で話し合います。
最後に
人間の温かみを十分堪能できる秀作だと思いました。
日本中の人に観ていただきたい名作です。
文章:シャーペン