今回はエドガー・ダーヴィッツをご紹介します!
エドガー・ダーヴィッツはオランダの元サッカー選手です。
アムステルダムにある名門アヤックスでキャリアをスタートさせたダーヴィッツ。
94-95シーズンにはパトリック・クライファートと、以前ご紹介したヤリ・リトマネンらとともにUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献します。
ACミランへと移籍しますが、クラブの首脳陣ともめて、同じイタリアのユベントスに活躍の場を移します。
このユベントス時代がダーヴィッツの全盛期だったと言えるでしょう。
小柄ながらラグビー選手のような体格であり、ピッチ上を縦横無尽に駆け回り、激しくぶつかって守備にはげむ汗かき役、というイメージがあります。
オランダの選手というと華麗なテクニックというイメージがありますが、ダーヴィッツはテクニック的にはそれほどではなく、強くて速く、とんでもない運動量を誇りチームの縁の下の力持ち的な存在でした。
プレーをご覧ください。
緑内障をわずらい、失明の危機に遭いました。手術により克服し、特殊防護ゴーグルを着用してプレーしました。そのゴーグルが彼のトレードマークとなったのです。
情熱を注ぐあまり熱くなりやすく、かなり喧嘩っ早い印象もありました。
その情熱の深さは、サッカー史に残るほどのものでした。多くのファンの記憶に残りつづける稀有な存在だと言えると思います。
今回はエドガー・ダーヴィッツのご紹介でした!
文章:増何臍阿
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