A型作業所では会社内で働くことが多いけど、稀に在宅勤務の人員を募集しているケースもある。(筆者はA型作業所を8~9くらい見学して、1つだけ在宅勤務可能の作業所を発見した。人数はわすかだった。内容については不明だけど、パソコンかなと思われる)
A型作業所を利用したいと思っている障碍者の中には、体調、メンタル、対人関係に不安があるといった理由で、自宅勤務を希望する当事者もいるのではなかろうか。そういう人にとって、在宅勤務は救世主となりうる。近場に要望を聞いてくれる作業所があれば、会社と相談してみてはいかがだろうか。
A型作業所は簡単な軽作業、施設外就労が中心であるため、在宅勤務を取り入れているのは少数派。パソコンを導入することで、自宅勤務を行いやすくなるので、こちらの仕事も検討してほしい。
A型作業所に在宅勤務可能の企業が増えていけば、体調などに不安のある人も働きやすくなる。障碍者の働き方を多様化することで、秘められた潜在能力を発掘することに繋がっていくのではなかろうか。
新しい試みは多くのものを生み出すような気がしてならない。天才とも呼ばれる発達障碍の能力をみすみす捨てるのは、社会にとっても大きな損失。全ての戦力を生かせるような社会体制を作ってほしいと切に願う。
文章:陰と陽