人生

才能のある人は無自覚に人を傷つける

 

  才能のある人は第三者を無自覚に傷つける、わずか27文字ですけど、社会の構造をはっきりと現わしているような気がしてなりません。

 クラスでリレーの代表を選ぶとします。走力がほぼ一緒であるならば、努力で追い抜くこともできます。ただ、ある程度の差が開いてしまったら、トップの人間が事故で骨折でもしない限り、勝つことは難しいです。走力は天性のもので、いずれは限界がやってきます。あるところを超えて、早くなることはありません。

  勉強についても同じです。こちらもいずれは限界点にたどり着きます。努力で賄えるとすれば、誰もが東大、京大に通えることになってしまいます。(現実では絶対にありえない)

 恋愛も当てはまっているといえるでしょう。一人の人気のある男女が存在したために、交際の権利を絶たれたという経験をしたことはありませんか。もてる側は何もしていなくとも、多くの人間を苦しめてしまっています。(人生を変えてしまうこともある) 

 以前にクラッシャー上司についてあげさせていただきました。パワハラで訴えられるコーチなども同様かなと思います。これらは才能のある人は第三者を無自覚に傷つけるを現わしていると思います。優秀だからこそ、誰かを苦しめてしまうんです。同僚と同じ能力であったなら、クラッシャーにはならないと思います。(力があるからこそ問題になってしまいます)

 才能のある人は無自覚に傷つけるのではなく、天才と呼ばれる人間と一緒にいる人が勝手に傷つけられたと感じると置き換えることもできます。一人で勝手に被害妄想に陥っているともいえなくもありません。解釈の仕方一つで大きく状況が変わることになります。

 才能のある地上から消えない限り、苦しめられたと思い込む人間はいなくならないでしょう。才能によって生み出されるものもあるため、これらを頼らないわけにもいきません。誰もが傷つかず、天性の才能を生かせる社会を構築していくことで、変えていけるかもしれません。

 

文章:陰と陽

 

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