福祉・医療

障碍者施設における利用者との接し方

 

 世間一般では褒めるときはみんなの前で、しかるときは二人になったときにしなさいといわれる。健常者が集まる会社ならいいけれど、障碍者施設ではやり方を変えたほうが無難だ。

 障碍者は注意、叱責された経験が多いからか、劣等感が強い人であふれかえっている。一般人と比べてポジティブ思考の人は少ない。

 ネガティブで埋め尽くされている人の前で、第三者の成果を褒めたとしよう。あの人は褒められたのに、自分は何もいってもらえないことに劣等感を覚える。一般人からすればくだらないかもしれないと思うけど、障碍者はそういうところに神経を尖らせている生き物。全員のモチベーションを高めようとしたことが、逆効果になってしまいかねない。

 人間は感情に左右される生き物。モチベーションが低下すると、成果に悪影響を及ぼす。全体の効率を考えた場合、マイナスをもたらす行動は慎んだ方が無難といえる。

 他人の心は読めないとしても、この部分については改善可能。障碍者と接するときは、この部分を念頭においておきたい。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 依存症への精神科医の拒否感は強い
  2. 障碍者支援員は考えるのを苦手とする
  3. 配偶者のいる障碍者はA型作業所、B型作業所、就労移行などを利用し…
  4. 支援員をつけて就職活動をした方がいいのか、支援員を付けない方がい…
  5. 自分のやり方を模索してみよう【障碍者編】
  6. 鍼治療を受けてみた感想
  7. 薬の副作用が副作用でなくなり、主作用になることがある
  8. 精神科の口コミ情報はあたっているのか
PAGE TOP