福祉・医療

役所の申請手続き(障碍者手帳等)は、時間が掛かり過ぎる

 

  障碍者手帳、自立支援の手続きが遅くなると、当事者、企業、病院関係者に迷惑がかかってしまう。

 当事者としては障碍者枠での企業採用に影響が出かねない。近年では減ったものの、障碍者手帳のコピーを求められることがある。期限切れの手帳では障碍者枠として認定されず、採用に不利になることもある。

 企業としては当事者を障碍者枠として従業員を雇っている。障碍者手帳がなければ、手続きに支障が出てしまうことが予想される。障碍者の数が足りないと納付金を取られ、企業名を公表されてしまう。計り知れないデメリットがある。

 病院関係者にも迷惑がかかることになる。自立支援は上限金額によって支払う金額が決まる。未定では対応に困ることになる。事務的なことから、返金、集金に余計な手間をかけるのは避けたいところ。

 近年は障碍者手帳を申請する人が増えているため、手続きに時間がかかるのはわかる。それならば、手続きに要する機関を見越して、申請を早くできるようにすればいい。手続き期間は2~3か月程度なので、4か月前から申請できれば空白期間をなくすことができる。

 当事者、企業、指定された機関の病院関係者が困らないような制度の構築を望みたい。 

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 障碍者は支援者などに対して主に2つの評価を出す
  2. 障碍者福祉における支援者側の課題
  3. どの時代も、いじめはなくならない
  4. 障碍者支援機関との関係を切るのを最終目標にしよう
  5. 鍼治療を受けてみた感想
  6. 脳卒中の方のための福祉事業所がある
  7. 成人してから、発達障碍の診断を受けるということ
  8. 発達障碍、精神障碍はもっと分かりやすく明記してほしい

おすすめ記事

【人の数だけ】

下にあるものとないもの上にあるものとないもの右にあるものとないもの左にあ…

ミライロID(障碍者向け)というシステムがある

 障碍者手帳の情報をスマートフォンで管理する、「ミライロID」というシステムがある。…

8月6日の巨人対阪神戦で野手が登板した

 8月6日の阪神対巨人戦で珍事があった。 試合について説明すると…

ショートショート『雪の日の幸運(幸せはどこに待っているかわからない)』

 失敗続きの一日だったため、メンタルが落ち込んでいた。  ゆっくりと天を見上げる…

A型作業所においては、まじめに仕事すると損をする

 A型作業所においては、まじめにやっていてもメリットになることは少ないです。理由を下…

新着記事

PAGE TOP