人は誰しも皆、自分に興味を持っている。
自分がどういう人間であるか、自分自身が気付いていない自分を発見し、時に納得し、知りたがる。
今回はそんな人間の欲求を満たしてくれる診断テストを3つ紹介しよう。
エゴグラム性格診断
『エゴグラムによる性格診断』(http://www.egogram-f.jp/seikaku/)
エゴグラムとは、アメリカの心理学者エリック・バーン博士が創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づき、同国の心理学者J・M・デュセイが作った性格診断テスト。
CP(支配的な親)、NP(養育的な親)、A(合理的な大人)、FC(天真爛漫な子供)、AC(従順な子供)という人の性格を5つの心の領域に分け分析し、診断する。
紹介するサイトは50の質問に答え、243パターンある診断の中から結果を出すので、かなり細かな診断を見ることが出来る。
ソンディテスト
『ソンディテスト』(http://www2.osk.3web.ne.jp/~hani/szondi/)
ソンディテストとは、ハンガリーの精神科医レオポルド・ソンディが考案した投影法検査。
数多くある顔写真の中から好きな顔と嫌いな顔を選んでいき、その結果から無意識の欲求や衝動を分析する。
4つの衝動領域(性衝動ベクター、感情衝動ベクター、自我衝動ベクター、接触衝動ベクター)に見られる反応型から解釈するこの診断は、精神疾患や心身症の病型診断、また犯罪者の鑑別診断に有効な診断テストである。
写真が白黒な上、少しホラー要素さえ感じる雰囲気の写真である為、苦手な人は注意しよう。
サイコパス診断
サイコパスとは、サイコパシーという反社会的人格の一種を意味する心理学用語の、その人格を持つ人のことを指し、反社会的人格かどうかを診断するサイコパス診断というものがネットで散見されている。
この診断はウミガメのスープのように状況を推理し答えるのだが、答えを当ててしまうとそれはサイコパス思考に近い思考という診断結果となってしまう為、答えを当てたからといって喜んではいけない。
自分で診断してみるのもいいが、身近にいる人を診断してみるのもいいかもしれない。
文章:ファンキー後藤
この記事へのコメントはありません。