サスペンス・ホラー

怖い話『雪の朝』

 

群馬の友人の話。

朝起きて、寒いなと思ったら雪が積もっていた。

一面真っ白になった庭を眺めていたら、一箇所だけポツンと黒い窪みが見て取れた。

「何であそこだけ雪がないんだ?」

と庭に下りて見に行ってみた。

それは、人の足跡だった。

周りを見渡しても、それ以外に足跡らしきものが一切見当たらない。

この足跡の主は、どうやってここまで来て、どうやって立ち去ったのだろう?

2月上旬の不思議な出来事だった。

 

文章:百百太郎

 

画像提供元 https://visualhunt.com/f7/photo/17074255480/dc59dfa079/

 

 

 

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