梅の名所で「なにわの梅伝説」のある尼崎:『難波熊野神社』紹介
『難波熊野神社』は、兵庫県尼崎市西難波町5-9-22にある神社で、主祭神は『伊奘冊尊(いざなみのみこと)』です。
境内では24種の梅が約70本も植えられていて、毎年3月の第1日曜日に『梅まつり』が行われます。
梅まつりでは『梅むすめ』の『梅ジュース』の無料提供、梅干しなどの販売や野点茶会や梅まつりのために募集した短歌の入選作の発表と吟詠が行われます。
「なにわの梅伝説」とは、
昔、難波の里の香り高い梅の木があり、『仁徳天皇』はこの梅の木を特に好まれたので、村人は毎年梅の花を献上してきました。あるとき天皇は勅令をもって都に移したところ、梅の木は都では難波の里の方角の枝だけ花をつけたが、他の枝は花をつけなかったので、再び勅令によって梅の木を元の難波の里に返すと、梅の木は再び香り高い花を沢山つけるようになった
という伝説のことです。
境内には、なにわの梅に関連のある石碑が複数建っています。
最寄り駅は阪神電鉄『出屋敷』から北へ徒歩約15分です。
文章:北山南河
画像出典 https://foter.com/f7/photo/31939967627/7ecdfe36c8/
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