画像:尼崎市農業公園で収穫した梅の実
一般社団法人ひまわりでは、この度、新しいプロジェクトを始めることになりました。
大きな市場で生き残るを図るよりも、ニッチな市場を開拓しながら独自の商品価値を持たせる創造力を駆使した取り組みとなります。
将来的には、何がしかのブランド力を得た商品を手掛けることも視野に入れてのことですが、取り合えず、この「あまうめシロップ」プロジェクトの活動を、共栄のオウンドメディアである『ボスフラ』のサイトで、随時、紹介していきたいと考えています。
ご覧になってくださっている皆様方におかれましては、共栄での新しい取り組みをどうか温かい目で見守ってくださいまし。
環境を考えた取り組みを包含
自治体のご厚意も手伝って、当事業所(以降、「共栄」と呼びます)に地元の尼崎市農業公園で採れた梅の有効活用をしてみないか、との声が持ち上がりました。
ちなみに尼崎市農業公園で実った梅は、これまでは有効活用されていなかったようです。
もしかすると、「共栄が地域活性化の一翼を担えるかも知れない」
漠然としたイメージですが、もう少し具体的に表現してみますと、「地元で採取された梅の商品化に着手する」と言い換え可能です。
文殊の知恵を活用(自治体、製造元、販売者)
こうして共栄では、地元の自治体とタッグを組んで協働し、イメージを形に変える作業に着手することになりました。つまり、絵に描いた餅を実現化させる作業とも言えます。
尼崎市産の梅を有効活用する方法として、共栄では製造業者と契約(OEM取引といいます)し、『搾汁+瓶詰め+ラベル貼り』までの一連の作業を業者に依頼し、共栄が販売元となって商品として生産していく方向性で進むことで一致しました。
売り上げは、利用者の生産活動に係る事業収入としてカウントすることが出来ます。
関係者の方なら既に周知のことですが、就労継続支援A型の賃金の配分については、原則として利用者さんの生産活動収入から支払うことが、国で定められているところです。
尼崎市で採取した梅を利用したシロップを販売することになります。
一応、「あまうめシロップ」の仮称を付けていますが、まだ確定はしていません。(特徴として、てんさい糖、及び天然酵母製法で作られています)
全員で考えたイメージ(ブランディング)を共有化する
「あまうめシロップ」を売り出す戦略としては、消費者が手にしてくれそうなイメージを商品に持たせることが重要(ブランディングといいます)で、これを全員一丸となって一緒に考えることにしました。消費者が商品を手に取った後、消費者に価値があると認められることが、その商品のブランド力に変化していくことを期待してのことです。
共栄で、「あまうめシロップ」に対する商品コンセプトを考えた後、それを全員で共有できるようにするのが、最初の第一段階と捉えており、今の段階は、まだこの基盤整備の段階なのです。
関係者全員のお知恵を結集し、地域貢献と地域活性化を果たしていきたいと思います。
「あまうめシロップ」のプロジェクトを成功に導いていきたい所存ですので、ご理解・ご協力のほどを何卒よろしくお願いいたします。
文章:justice