UEFAチャンピオンズリーグ21-22シーズンの準々決勝1st Leg が行われました!
ホームのベンフィカをリバプールが1-3で撃破、同じくホームのチェルシーをレアル・マドリードが1-3で倒したほか、マンチェスターシティがホームでアトレティコ・マドリードに対して1-0で勝ち、ビジャレアルホームでバイエルン・ミュンヘンを1-0で破りました。
圧巻だったのは、またしてもハットトリックを決めたベンゼマでしょう。
むずかしいヘディングシュート二発と、相手ゴールキーパーのミスを見逃さない抜け目のない動きによる一発でした。
ベンゼマは世界最高のストライカーでしょう。間違いありません。
アトレティコ・マドリードは、相手をリスペクトするあまり、なんと5-5-0という超守備的な布陣をしきました。これはもはや戦術ではなく、攻撃をしないという意思表示なのかとも思われましたが、サイドにグリーズマンとジョアン・フェリックスを置いて、少ないチャンスをものにしようと虎視眈々と狙う戦略のようでした。
これにはマンCのグアルディオラ監督も面食らったようです。
リバプールは安定した強さ。ほぼ勝ち抜けは間違いないと思われます。
すばらしかったのは、ホームでバイエルンの攻撃をおさえきったビジャレアル。
途中、どちらに点が入ってもおかしくはないオープンなゲームとなり、とてつもないハラハラドキドキを味わうことができました。
結果、一点を守り切ったビジャレアルが、ミュンヘンでどんな戦いをするのか、非常に楽しみです。
ホームでの試合を残すリバプールとレアル・マドリードの勝ち抜けはかたいのではないか、と思われます。しかし、そういうときに限って大逆転が起きてきたのが、これまでのチャンピオンズリーグの歴史。ひょっとしたら思いもよらないことが起きるかもしれません。
一点差でホームへと帰るバイエルンとアトレティコは、それぞれの名将ナーゲルスマンおよびシメオネがどんな策を繰り出してくるか、ひじょうにみどころです。
来週4/13および4/14の2nd Leg が楽しみです!
文章:増何臍阿
画像提供元 https://visualhunt.com/f7/photo/2513452182/7fdb53f9aa/
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