時事問題

スキー場の63パーセントは赤字経営

 

 スキー人口は年々減少し、昨年度は25年前の3分の1以下まで落ち込んだ。 

 スキー人口減少の煽りを受けて、赤字経営のスキー場が増えている。昨年度は63パーセントのスキー場が赤字経営だったとのこと。おおよそ3分の2は経営すれば、損失が出る状態になってしまっている。

 一部では閉鎖の動きも始まっている。長野オリンピックで使用されたスキー場が、赤字化により閉鎖することになった。時代の流れとはいえ、なんとも悲しいものである。

 筆者の地元のスキー場も10年連続で赤字が続き、今年度は満足な積雪が見込めないという理由でオープンしなかった。昨年からは集客の見込める金~日曜のみと運営となっており、経営の厳しさがはっきりと伝わってくる。過去に土、日以外は従業員をあまり雇えないとは耳にしていたものの、ここまで悪化しているとは思わなかった。近いうちに閉鎖している可能性は捨てきれない。

 雪不足でオープンできないスキー場が多いと話題になったけど、現実的な問題はさらに根深い。赤字を解決できない限り、どんなに積雪があったとしても宝の持ち腐れだ。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. コロナウイルスで障碍者解雇増加
  2. 高等教育無償化は進学の役に立つか?
  3. 2020年7月からレジ袋有料化
  4. 麻薬の再犯で歌手が逮捕された
  5. 重度知的障碍者を殺害した父への判決
  6. コロナワクチンを接種した人を対象に値引きする制度を一部で導入
  7. 3度目の緊急事態宣言の効果はあるのか
  8. 路線バスの低迷で地方の足が消えていく
PAGE TOP