福祉・医療

支援者と利用者【障碍編】

 

 全国には多くの障碍者支援機関がある。当事者はその中から一つまたは二つを選んで登録し、支援者からサポートを受ける。

 後天性の障碍者で、一般に限りなく近いのであれば登録してもいいと思う。ただ、障害の程度(個性)が強ければ強いほど、マイナスの方向に進む確率は上昇する。真の意味で解決を図れないなら、登録しない方がよいと思われる。

 野球で例えるとすれば障碍者は投手、支援者は捕手の役割を担う。どんなに良いリードをしたとしても、投手が応えられなければどうしようもない。

 キャッチャーが高速シュートを要求したとしよう。ピッチャーがその球種を投げられなければ、サインは意味をなさない。キャッチャーはピッチャーの特徴を掴むことが求められる。

 障碍者支援では支援者はキャッチャーになれない。ピッチャーは訳のわからないサインに振りまわれている。

 投手と捕手には信頼関係が必要となる。構築できなければ、前に進むことはできない。

 障碍者支援の体制は今後、強化されていくだろう。ただ、当事者に真の解決の道を示せるかは未知数だ。 

 当事者が一人で生きられる力をつけるのが、一番の解決法のような気がしてならない。支援機関はいらないといえるような社会作りに力を入れていきたい。

 

文章:陰と陽 

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