大阪の『中之島』の御堂筋より東側紹介
中之島は大阪府大阪市北区にある中洲で堂島川と土佐堀川に挟まれています。
東西に長くビジネス街や公共機関が立ち並び、古くからの建造物も多くあります。今回は御堂筋より東側を紹介していきます。
御堂筋から大阪市役所を東に抜けると『大阪府立中之島図書館』があります。中之島図書館の本館と両翼の2棟は『住友家』の寄付によって建てられ、設計は野口孫市と日高胖がし、外観はルネッサンス様式で内部はバロック様式を基調として造られています。建築100年を超える中之島図書館は国の重要文化財に指定されています。
中之島図書館の東隣には『大阪市中央公会堂』があります。中央公会堂は「岩本栄之助」が当時のお金で100万円、今の貨幣価値で数十億円のお金を大阪市に寄付した事をきっかけに建築が行われ、設計原案は岡田信一郎、実施設計は辰野金吾、片岡安によるネオルネッサンス様式の赤レンガが特徴的な公会堂として完成しました。建築100年を超える大阪市中央公会堂は国の重要文化財に指定に指定されています。
大阪市中央公会堂の東隣には『大阪市立東洋陶磁美術館』があります。
東洋陶磁美術館は『安宅英一』の『安宅コレクション』を『住友グループ21社』から寄贈と金銭の寄付により1982年(昭和57年)に設立されました。東洋陶磁の美術館としては世界一レベルの質と量を誇っています。
文章:北山南河
画像出典 https://foter.com/f7/photo/41630415382/e49995805e/
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