コラム

もっと『自分を大切に』、『前向きに』、『明るく』生きよう

 

「長所を伸ばす心理学『楽観主義は自分を変える』」鈎 治雄【著】より

 

「楽観主義」で人生が変わる(第一章)

本当にそうなのか? 

アメリカ心理学会の会長を務めたセリグマンは、悲観主義者の「悪い出来事」に対する心の持ち方について三つの視点について言及しています。

 

一つ目は、「永続的」であるということです。
これからもずっとこのような状態が続くだろうと考える心の持ち方です。

 

二つ目は、「普遍的」であるということです。
何をやってもうまくいくはずがない、どれも皆同じだという考え方です。

 

三つ目は、「内向的」であるということです。
悪い事の原因をすべて自分にあると考える心の持ち方です。

と。

 

逆に楽観主義者は、その反対で「一時的」、「特定的」、「外交的」であると指摘しています。

しかし、楽観主義は万能薬ではない、とも言っています。

けれど、楽観主義的な考え方は、人間の知性や賢さを援助していく上で、なくてはならないものであると述べています。

「悲観主義的」な生き方を選ぶか「楽観主義的」な生き方を選ぶかは、一人ひとりにかかっています。

なので「楽観主義」で人生をポジティブに明るく変えていこう。

一言付加えておきますが、楽観主義とは、物事を甘く考えるということではありません。

他にも「心を豊かにするためのワンポイントアドバイス」や「『ストレス社会』をどう生きるか」、「人間として生きる」などが書かれています。

詳しい内容をお知りになりたい方は、本書をお読みくださいませ。

これからの人生にきっとお役に立ちます。

 

一度しかない自分の人生を大切にしたいのなら。

文章:シャーペン

関連記事

  1. コンビニでカップ麺を買う人々
  2. 前野隆司著『実践ポジティブ心理学』のまとめ【第二回】
  3. 頭が回らない時
  4. 榊原哲也『医療ケアを問いなおす-患者をトータルに見ることの現象学…
  5. 映画『最高の人生の見つけ方』をご紹介
  6. 孤独は孤毒である
  7. 車内での携帯電話での通話は、お控えください
  8. 1回失敗したけど、また『結婚』はしたいと思います。

おすすめ記事

病院の待ち時間について

  病院(診療所)の待ち時間を短縮したい。そのように願っている患者は多いのではなかろうか。 …

定価が安い靴 – 履くのは止めよう

 安い靴。このコラムでは3000円未満の普段使いのカジュアルな靴として書きます。近ご…

薬を飲むと死亡リスクが高まる

 薬を飲むと死亡率は上昇 病院室の待合にて本を読んでいると、驚愕のデータを目にし…

日本で唯一の日本製伝世レイピア『水口レイピア』

水口レイピアとは滋賀県甲賀市水口町にある藤栄神社に伝えられている黒漆…

障碍者事業所の説明文を読んだ感想

  障碍者事業所の事業所紹介に目を通してみた。 正直な話、どこも似たようなことし…

新着記事

PAGE TOP