福祉・医療

障碍者支援員の大半は自粛警察と変わらない・・・!?

 

 障碍者の支援員だから、「自分のことをわかってくれる」と考えている利用者は多いのではないでしょうか。

 

 筆者も昔はそう思っていたけど、実態だけで判断するなら違います。あくまでも、筆者の個人的な意見ですが、支援者は障碍者のことは一ミリも考えず、自分の価値観を伝授しようとするのです。障碍者が健常者の世界で失敗してきたことについては、完全に除外しています。

 

 上記の支援員の行動は「何かとかぶっている」と思いませんか。そう、世間を大いに騒がせた自粛警察です。自分の正義感を振りかざすために、店の営業妨害をする。マスクをしていない人に舌打ちをするといった、どうしようもない連中と同類のことをしているのです。(善意、悪意を除外すれば全く同じ)

 

障碍者の「し」の字すらわからない健常者は、いかにも正しい事であるのかを演じることしか頭にありません。障碍者を支援するつもりは毛頭もないといえるでしょう。(仮にそうでなくとも、結論だけならほとんど同じ)

 

 健常者の最大の欠点は、問題の根本を解決する能力を持っていないところにあります。そのため、やったふりを演じることしかできません。自粛警察を演じることにより、己の無能さを必死に隠そうとしているのです。

 

 障碍者にとって支援員は自粛警察でしかないと言い切るのは、語弊があるかもしれないけど、実態だけ見れば大差はありません。支援員は自粛警察でしかないという考えを持ち、主体性のある行動をとるように心がけましょう。

 

文章:陰と陽

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