藤井聡太7段は棋聖戦の第3局に敗れ、最年少タイトルはお預けとなりました。
棋聖戦はタイトル保持者、トーナメントを勝ち抜いた挑戦者の二人で5番勝負を行います。タイトル保持者が3勝すれば防衛、挑戦者が3勝すればタイトル奪取となります。
藤井7段の通算成績は2勝1敗となっており、第4局、第5局のどちらかに勝利すれば、「棋聖」を獲得することになります。どちらも負けた場合は、挑戦権をかけてトーナメントを戦うところから始まります。現在最強と呼ばれている、渡辺明三冠を破ることはできるのでしょうか。
藤井7段は王位戦においてもタイトルに挑戦しています。現在は1勝0敗となっており、あと3勝を挙げれば、「王位」のタイトルを獲得します。中年の星と呼ばれている、木村王位を破ってタイトルを獲得できるのでしょうか。こちらからも目は離せません。
棋聖戦、王位戦のどちらかでタイトル奪取すれば、最年少タイトル更新となります。17歳の少年は偉大な記録を打ち立てるのかに注目したいと思います。
*藤井7段は最年少棋士、最年少タイトル挑戦を更新しています。タイトルを取ることになれば、3つもの記録を樹立することになります。17歳の少年はとんでもない快挙を成し遂げようとしています。
文章:陰と陽