yahoo知恵袋の質問サイトにおいて、支援者からいじめに遭ったと感じている利用者は少なくないようです。
支援者の一部には陰口を叩く、障碍者が嫌いといったことを堂々と口にする人もいます。福祉が好きではなく、お金のためだけに勤務しているタイプはそうなる確率が高いでしょう。利用者の陰口をたたくことによって、ストレスを解消しています。根本的な部分が腐っているのかもしれません。
熱意のあまりに、利用者を苦しめる支援者も少なからずいます。支援する側にとっては、普通のことであっても、障碍者にとっては難しいこともあります。それをわからない状態で、話をするのは故意ではなくとも虐待、いじめと取られる確率は高いでしょう。(相手の立場に立つことの難しさを物語っています)
障碍者には世間の常識論が通じないことも頻繁に起こりえます。健常者にとってはごくごく一般的なことであっても、障碍者にとってはそうとは限りません。双方の常識の相違から、いじめに遭った、差別を受けたという考える利用者も少なくないと思われます。
生きやすい社会の相違なども、いじめや虐待と感じる要因になります。健常者にとって居心地いい環境は、発達障碍には地獄であることも少なくありません。(思考の違いについては、『支援者と知的障碍(発達障碍)は見ている世界が違う』に載せていますので、そちらを参照してください)
支援者としてよくなってほしいというをどんなに持っていたとしても、相手にとってマイナスに作用すればいじめ、虐待と感じる確率はあがるでしょう。悪意は絶対に許されるものではありませんが、善意であってもマイナスに作用するのであれば自重すべきだと思います。利用者を3~4回苦しめても、一向に学習しない健常者の行いは、いじめ、虐待と相違ないように感じます。1回でやめられないのは確信犯と大差ありません。(常識のある人なら一度でやめる)
支援者が虐待、いじめでないと主張したいのであれば、利用者に対して結果で示すしかありません。(予知能力や想像力を磨く必要あり)厳しいかもしれないけど、社会はそういうところなのです。いたずらに指示を出して混乱させるのであれば、どのような解釈をされても文句はいえません。
当事者として、健常者と同じ生き方が無理だと思ったことは一度や二度ではありません。健常者によって脳を破壊されないために、自分を守らなくてはならないという思いが一層強くなったということを書いて今回の話を終了にします。
*続編については掲載未定です。
筆者よりも孤独感の強い障碍者もいるでしょうし、大袈裟だという感じる方もいるかもしれません。あくまで一基準として読んでいただければ幸いです。
文章:陰と陽