人生

自分と真摯に向き合おう

 

 人間という愚かな生き物は地位(権力)、金で他者の心を掴んでいるフリを演じている。心の底から第三者の人心を獲得している確率は非常に低い。それゆえ、力を失った直後に反旗を翻される確率が非常に高い。冷たい言い方かもしれないけど、使い捨てのトイレットペーパーと何ら変わりないのだ。

 他人からチヤホヤされると、自分は優れていると思い込みやすい。利用価値があるから近づいてきているだけなのに、そのように考える人はかなり少ない。人間は現実を真正面から受け取る能力に欠けている。いい思いをしていないために、偽物であっても満足してしまっているともいえる。

 筆者は障碍ゆえに、特化した能力を一部で有している。そのためか社会人になってから近づいてくる人も少なくない。会社においても異性から付き合ってみようと二回ほどいわれた。

 小学校時代に冷たい仕打ちを受けていたからか、本当に親しくしたいと願っているタイプをおおよそわかっている。偽物(大人の対応で近づいてくるタイプ)には関心を一切示さず、幼少期にマイナスの部分を曝け出しても、好意的に接してきた人間を厳選する。

 正直な話、実力をつけてきたから接近を図るようになった9割はどうでもいい。時間などを消耗するだけなので、無理に交流を持つ意味はない。いったん親しくしてしまうと、後々に面倒なことが起こりやすい。今日の味方は明日の敵といわれるように、牙をむいてくるリスクを伴う。

 等身大の自分になる必要なんてどこにもない。ありのままでいるように心がけたいところ。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. コラム:『これからの医療者』
  2. B型作業所でeスポーツのプロでお金を稼ごうというものがあった
  3. 生命の力
  4. 【夢の種類と意味】№5
  5. 障碍について理解を深めると
  6. 薬の副作用は薬効成分以外にも原因がある
  7. e-ラーニングで障碍者向けのプログラムを学べる
  8. 他者本位のまなざしで接すれば・・・

おすすめ記事

大相撲の入れ替え戦は13~15日目にほとんど組まれなかった

大相撲の取り組みを見ていて、13日目から千秋楽に入れ替え戦はあまり組まれていませんでした。従来は多く…

お父さんは色々とデカい

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.日本では黄色い花が主流だが、…

障碍者支援機関との関係を切るのを最終目標にしよう

 障碍者にとっての最終目標とは、支援機関の人間と縁を切ることではなかろうか。&n…

障碍によるハンディを理解する

  障碍当事者にとって辛いことの一つとして、努力しても相手に伝わらないことが挙げられ…

【海外ニュースウォッチ】金相場低迷の背後には【第十八回】

海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けするシリーズです。…

新着記事

PAGE TOP