『同僚との飲み会は必要なのか?』
飲み会に行かない人もいた
私が初めて就職した会社に、私と同じ歳の立川君(仮名)という男性が入社して来ました。
立川君は絶対に、飲みに行かない人でした。
特に持病がある分けでもなく、ただ行きたくないということでした。
“忘年会”や“新年会”だけではなく“社員旅行”にも行きません。
しかし、“他の同僚との関係は悪くない”ようでした。
私もパソコンに詳しい立川君と、休日にパソコンを見て回ったりすることがありました。
立川君の例は特殊かもしれませんが、私は“どうしても行きたくない”なら、行かなくても良いと思います。
信頼関係を築くことに役立つかもしれない
3回目に転職した会社では、同じ部署に10人の男性がいたのですが、私以外は、お酒好きの人ばかりでした。
私は、お酒が好きではありませんが、飲みに行くことには抵抗がなく、誘われたら断ることはしませんでした。
そして上司の課長に誘われることもありましたが、特に仕事の話をする人でもないので、断ることなく、良く飲みに行っていました。(仕事の話ばかりだと断っていたと思います)
当時、私の仕事はプログラムの作成だけではなく、顧客先へ営業担当者と同行しコンピュータシステムの説明をしたり、営業担当者に代わり、見積書を作成することもありました。
そんな時、課長に見積書のハンコをもらいに行くと、一目見ただけで、ハンコを押してくれました。
私が、見積金額の説明をしようとすると「君を信用しているからいいよ」と言い、
「ハンコが必要ならいつでも押すよ」と言ってくれました。
その時、私は「俺、信頼されているんだ!」と思いました。
仕事で失敗がなかったからだけではなく、良く飲みに行くことが信頼を築く結果になったのかもしれません。
女性との会話に慣れることも出来た
初めて就職した会社に、お酒好きの同僚が二人いました。
一人は一歳上の男性で、もう一人は同じ歳の女性です。
一歳上の男性とは気が合ったので、良く飲みに行くことがありました。
しばらくすると、同じ歳の女性も加わり3人で飲みに行くことが多くなりました。
学生の頃は、女性との会話が苦手で女性の友人もいませんでしたが、お酒の助けもあってか、同じ歳の同僚の女性とは普通に話が出来るようになり、他の同僚の女性とも意識せずに会話が出来るようになって行きました。
飲み代も交際費だと思えば
私の場合、同僚と飲みに行くことは“プラス”になったと思います。
出来れば、同僚と飲みに行くことをお勧めしますが、ただ、お酒が飲めない人には、無理にお勧めはしません。
それと、飲み代もかかります。
私は、給与の一割は交際費(同僚や取引先との飲食代)として使っても良いと思っていました。
だから、お金を使いたくないと思う人にもお勧めしません。
世の中、“プラス”もあれば“マイナス”もあります。
人間関係に“プラス”になれば多少の“マイナス”(出費)はあっても良いと私は思います。
しかし、私のように付き合いが良すぎると、かなりお財布に響きます。
12月の忘年会シーズンには、一軒のスナックから6万円の請求書が来て、ビックリしたこともありました。
お財布と相談して“程々に飲みに行く”ことが一番良いのではないでしょうか...
文章:エムユー
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