冷たい食べ物を口にすると歯が染みる。原因を調べるために、歯科医の診察を受けた。
これまでの経験から、完全に虫歯たと思っていた。それだけに、担当者から虫歯の形跡は見られないといわれたのは衝撃的だった。
歯が染みる原因として考えられるのは、歯ブラシをやりすぎたために表面が欠けたというもの。汚れを落とすために、強く磨きすぎたのかもしれない。歯ブラシでしっかりと磨くことで、綺麗にしたいという思いが悪い方向に作用した。
医者からは自分に合った歯ブラシで磨くことが重要だといわれた。歯質によってやわらかい、ふつう、かたいを選ぶことが大事なようだ。わからない場合は、歯科医に聞いてみよう。
金属の銀歯を詰め込んだ時、箇所が沁みる可能性があるといわれた。刺激を受けたくない意識が働いたのか、反対方向の歯に負担をかけるようにしていた。そのことが知覚過敏を招いたのではないかという意見もあった。
知覚過敏とは冷たい食べ物、空気を入れたときに一時的に歯が染みるというもの。基本的には一瞬で終わる。虫歯のようにずっと痛いということはない。放置すれば治ることもあるし、悪化することもあるようだ。個人差があるので一概にはいえない。
今回のことで歯について新しい発見があった。ちょっとだけ賢くなったような気がする。
文章:陰と陽