福祉・医療

自分のやり方を模索してみよう【障碍者編】

 

 広汎性発達障碍者の仕事が長続きしないのは、一般人の方法を真似するのは難しいから。障碍者と健常者は根本的に脳の性質が異なる。多数派のルールになじめないまま、会社を去るケースも考えられる。

 アンバランスな脳を所持しているゆえに、一般人と同じことをするだけで疲労をためてしまいがち。彼らはミスをしないために、莫大な精神力を消耗している。同じ土台に乗る前に、魂を吸いつくされているのが現状なのである。

 能力的に劣っている場合は、無理をしようとする傾向がある。迷惑をかけたくないというより、居場所を失いたくないという心理が作用する。こちらについても、無難にこなせる健常者にはわからない領域といえる。

 広汎性発達障碍を抱えている人間がうまくいきやすいのは、クリエイティブ、プログラマーなどといった職業かな。健常者にはない発想力、集中力を持っているため、そちらの分野では力を発揮しやすくなる。

 文章力、心理理解の双方にたけているのであれば、小説家を目指してみると面白い。一つのことに打ち込む力を生かすことで、莫大な富を生み出せる可能性がある。

 ゲームの開発などもプラスに働くのではなかろうか。ミリオンセラーとなるソフトを開発することもありえる。

 障碍者には健常者にはない可能性をもっている。一般社会でうまくいかないのであれば、そちらにかけてみるのも面白い。一般社会の中で評価されなかったからといっても、悲観する必要性はどこにもない。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 発達障碍が働く難しさ
  2. 障碍者、健常者は信頼し合えるのか
  3. 健康のために、「歯科検診」を受けよう
  4. A型作業所、B型作業所、就労移行支援にすぐに通所できるようにして…
  5. 居心地を良くしたい利用者同士の会話
  6. 天才と障碍は紙一重
  7. 就労移行を利用してから、どれくらいで就職できるのかを表示している…
  8. 睡眠導入剤の副作用の説明

おすすめ記事

【4コマ漫画】カエルと少年 第五話『なにができるかな』

『なにができるかな』漫画:こばまき…

『君は僕』

君はダレ?僕は君だよ……。僕はダレ?&n…

怖い話『虫刺され』

大学時代の話。夜中、わたしの部屋のドアをたたく者がいました。ドアを開けると、…

物語の一巻目を簡単に解説! 第二回【GOSICK-ゴシック-】

第二回は漫画にさらにはアニメになった小説【GOSICK-ゴシック-】の一巻を解説して…

『そばに居る人』ー幸せの時ほどそばに居る人の大切さー

『そばに居る人』ー幸せの時ほどそばに居る人の大切さー文章:D…

新着記事

PAGE TOP