レジャー

メダルを拒否した心理を想像してみた(ラグビー)

 

 ラグビーにおいてイングランドの選手が、銀メダルを首から外すという事態が起こった。

 インターネットで論評されているものの、ここの場ではそういうことについては割愛することにする。

2019年のラグビーワールドカップでは、96カ国のチームが参加。(予選を含める)12枠が前回大会における成績(各グループで3位以内の場合は予選免除)、8枠が予選からの参加となっている。

予選の8枠はヨーロッパ1、アメリカ2、アフリカ1、オセアニア2、ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ1、最終プレーオフ1。予選に参加した8割のチームは本戦に出場がかなわないまま、グラウンドをあとにしている。

予選にアジア枠は設けられていない。日本は本戦出場のために、最終プレーオフを勝ち抜くしかない。

 多くの国が本大会出場を果たせないなか、優勝以外にまったく価値がないという態度を示せるのはすごい。日本が銀メダルを獲得していたら、歓喜の輪に包まれただろう。選手のメダルは記念館で保存されていたかもしれない。

 イングランドの今回のやり方は、日本の柔道では金メダル以外に価値はない。そのようにいわれていた時期があったのをふと思い出させた。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00010000-wordleafs-spo

©海外メディアはイングランド銀メダル拒否事件を一斉報道。批判的声伝える「不愉快な敗者」「敬意に欠く行為」(THE PAGE) – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

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