女子プロ野球機構は2009年にスタート。スポンサーはわかさ生活である。
2019年、約半数の選手が退団する事態となった。来季は存続するものの、4チームが2チームに減る公算が大きくなっている。
大量退団の最大の要因は、世間への発信力不足かなと思う。筆者はこのニュースを見るまで、女子プロ野球が開催されていたことを知らなかった。皮肉にも大量退団の報道がなされたことで、女性がプロ野球選手として活動しているのを知った。
男子ほどのパフォーマンスを見せられないのも、観客数の伸びにつながらなかったのかもしれない。プロ野球に目を通していると、女性の野球は物足りない。球速(スピード)、パワー、走力といった基本的な身体能力の差は否めない。
wikiでMVPの選手を検索すると、打率は男子より高い(年間で4割以上が結構いる)ものの、本塁打で圧倒的に劣る(年間0がほとんど)。ホームランを醍醐味とする観客からすれば、満足感は得にくい内容となっている。
色々な面で大きな課題を抱えているけど、女子野球には女性の良さがある。一年も長く続けられるのを願ってやまない。一人は男子に混じる素材が誕生するといいな。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-00050250-yom-base
©女子プロ野球、全4球団36選手が異例の退団(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
文章:陰と陽