人間が生きる中で一番大切だと思うのは、等身大の自分になろうとすることである。実物よりも大きく見せても、あとで無理がたたってしまう。
他人に負けたくないという対抗心を燃やすのは悪くない。ライバル意識を持つからこそ成長できる側面もある。ただ、万が一にも勝機のない勝負に挑んでも、敗北するのは目に見えている。プライドをズタズタに切り裂かれるだけでなく、無理をしたことによって、メンタルを病んでしまいかねない。人間はそれぞれに適した生き方があるので、それを崩すのは賢くない。
一部分では負けていたとしても、他の部分では勝っているところもある。自分の良いところを探してみてはどうだろうか。そうすることで自分に自信がついて、第三者と比較する機会を減らせる。
自分でわからないなら、第三者に聞いてみるとよい。純粋な心の持ち主であるならば、答えてくれると思う。
他人がどうであっても、自分は自分。ペースを守りながら生きるように心がけよう。
文章:陰と陽