福祉・医療

障碍者の恋愛事情

 

 障碍者は好きな異性ができたとしても、アクションをあまり起こさない。積極的に親しくしようとしていた異性が当事者であった場合、疑ってみるのも一考の余地がある。

 障碍者の交際率は20パーセントといわれている。一般人からするとかなり低いといえる。

 交際をためらう理由として挙げられるのは、障碍者だと知られたときの反応が怖いから。障碍者手帳を持っていると知られた瞬間に、そっぽ向かれる確率は決して低くない。日本では障碍者に対する偏見意識が根強く残っている。

 交際後のことも考えてしまう。最初は良い印象を与えていたとしても、交際していくうちに化けの皮が一枚ずつ剥がれていく。最終的にそっぽを向かれることも考えられる。相性のいい異性以外は交際しないことが望まれる。

 障碍者にとって生きやすい社会が構築される、そうなれば異性と積極的に交際するようになるかもしれない。当事者はそのことを切に願っている。

 

文章:陰と陽

 

 

関連記事

  1. 感謝の気持ちを持とう【障碍編】
  2. 就労移行を利用してから、どれくらいで就職できるのかを表示している…
  3. 法定雇用率は低すぎる
  4. 広井良則『持続可能な医療─超高齢化時代の科学・公共性・死生観』(…
  5. 重度障碍者が国政の場で働く
  6. B型作業所の工賃の差はあり、なし?
  7. デイケアのプログラムについて【障碍者編】
  8. 福祉事業所(A型事業所、B型事業所)の通所をやめるタイミング

おすすめ記事

『ある行旅死亡人の物語』のご紹介

ある行旅死亡人の物語©毎日新聞出版本書は、取材した共同通信記者である武田…

障碍者施設における利用者との接し方

 世間一般では褒めるときはみんなの前で、しかるときは二人になったときにしなさいといわ…

「ありがとう」の精神は大切だ

 人間は最初こそ感謝していても、繰り返しているうちにありがたみを感じなくなる。どんな…

京阪電車のダイヤ改正を見た感想

出典:Photo credit: ababhastopographer on Visualhunt.…

怖い話『ずぶ濡れの人』

残業を終えたわたしたちは、帰宅を急いでいた。今日は夜から天気が崩れるという予報で…

新着記事

PAGE TOP