時事問題

市町村合併と「学校の閉鎖」の関連性

 

  近年、地方における市町村名の合併、学校の閉鎖が増えている。

 

 市町村が合併することで、元々の市町村名が変更される。居住地を構えている者にとっては、事務作業を黙々と進めるかのように、変えられてしまうのは悲しいものがある。元々の町名に誇りを持っている住人は、新しい市町村名をなかなかに受け入れがたい。

 

 通学する生徒の減少による学校の閉鎖も目立つ。強制的に新学校に通うことになった児童、生徒はどのような思いを持つのだろうか。慣れない環境に適応する現実と向き合っていけるのか。

 

 元々の母校への愛着が強い場合、新しい学校への通学をすぐに受け入れられない子供も一定数現われる。学校の閉鎖は、一生に大きな影響をもたらすこともありうる。

 

 学校が閉鎖した場合、自宅から新学校までの距離が遠くなるケースがほとんど。保護者にとっても負担増となる。我が子が卒業するまで、学校の存続を願う保護者は多い。

 

 母校が閉鎖することで、通っていた学校に愛着を持っていた大人を、ぽっかりと穴が開いたような寂しさで包んでいく。卒業した高校がなくなることに、やりきれない思いがこみあげてくる。

 

 大人の都合で市町村の統合はこれからも増えていく。住んでいる人に対するサポートは欠かせない。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 京阪電車に車両ジャック予告(予告日は2021年7月24日)
  2. 大相撲の阿炎が引退届を提出
  3. 人類絶滅まであと90秒⁈科学者が警告する「世界終末時計」
  4. 【海外ニュースウォッチ】世界に丸見えのロシア軍【第三回】
  5. コロナ自粛は別の意味の危険性を伴う
  6. 教師の採用方法を変えた方がいい
  7. コロナであっても学費を免除しない姿勢
  8. 藤井聡太さんが史上最年少五冠を達成

おすすめ記事

クリエイティブ系B型就労継続支援施設の実際

メタクソ疲れていて、メタクソキツい睡眠薬一式を飲んでいるにも関わらず、やたら早い時間に目が覚める不条…

命の浄化

思いやりをもって生きていきたい。自分の事を大切にして…

『現実との格闘の中で』

現実は厳しいものだ。けれどもその格闘の中で自身が磨かれ、鍛えられると思います。…

ジェラートピケって知ってる?ときかれたときの男性の反応

「ジェラートピケって知ってる?」ときかれたときの男性の反応についてご紹介します。…

イマニュエル・ウォーラーステイン『アフターリベラリズム 近代世界システムを支えたイデオロギーの終焉』

イマニュエル・ウォーラーステイン『アフターリベラリズム 近代世界システムを支えたイデオロギーの終焉』…

新着記事

PAGE TOP