時事問題

自殺者数が減少傾向にある

 

 自殺者が速報値で20000人を切ったというニュースが流れていた。統計を取り始めてから初めてのことのようだ。これから死因が自殺である場合を加算するため、最終的には20000人を超える可能性は残されている。

 自殺者数が減ったとはいっても、1日平均で50人以上の人間が命を絶っている事実に変わりはない。1時間換算で2人なので、30分に1人が自殺していることになる。誰もが安心して生きることのできる社会が構築されない限り、命を絶つ人をなくすことはできない。

 近年は格差社会が広まりつつある。貧困層が増えることにより、自殺者が再び増加に転じることも考えられる。非正規雇用で働いている、労働者の待遇改善が求められる。

 自殺をしたいと考えている人たちに対して、電話などによる相談を行っている。誰かに悩みを打ち明けることによって、生きようと思えるようになるかもしれない。死にたいと思う前に、一度は利用してみよう。 

 自殺は生き残った家族への最大の裏切り行為にあたる。紆余曲折を経ながら育ててくれた親族のためにも、苦しさを乗り越えていく心を持てるようになろう。死んでしまったら、これからの楽しみまで失うことになる。未来に必ず光が差し込む、を合言葉に人生を楽しもう。

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6348432

©自殺者初の2万人割れ 速報値 – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 京阪電車で一本だけ設定されたプレミアカー同士の連絡
  2. 白鵬の初日の相撲を見て感じたこと
  3. 脳卒中の方のための福祉事業所がある
  4. Twitterアカウント凍結祭り?!あなたは大丈夫?原因と対策は…
  5. 佐藤優, 池上和子『格差社会を生き抜く読書』(ちくま新書):ケア…
  6. 広く浅くが唱えられる限り、発達障碍は生きにくい
  7. 障碍者種別を限定することによる当事者へのメリット、デメリット
  8. 介護業界を目指す方が最初に取得する資格
PAGE TOP