コラム

双極性障害の悲哀

最近衝動買いが多いので、収支計画を作るのが大変です(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。

その便利さを気に入っていた、特定の100均専用アイテムが、ある日を境に取り扱われなくなり、地味に不満が募る今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の記事は、「躁うつ病ってね?」とかいった話です。

前フリ

さて。僕のメイン(?)の病気は、統合失調症です。

それ以外にも、双極性障害と、睡眠障害も持っています。

双極性障害って、なんぞ?

これは、いわゆるところの「躁うつ病」。

ものっそいざっくり言えば、ハイな時とローな時の振り幅が、めっさ大きいということです。

じゃあ、躁状態の時は、常に「ウヒョー! ムヒョー!」とアッパーハイで?

逆にうつの時は、何らもできないのか?

そこまで分かりやすい病気でもございませんで。

今回お話しするのは、その辺のややこしい件です。

お伊勢さん参りの前あたりから

以前、「お伊勢さんへ参ろう」という話を書かせて頂きました。

「そうだ、お伊勢さん、行こう」

https://t.ly/jeu2y

先に申し上げておくと、無事に帰ってきました。

気分転換という意味においては、大変有意義でした。

まあ、滞在中の伊勢市は、ずっと雨だったというのがアレでしたが。アレって何だ。

異変は、出発する2日ぐらい前から起きました。

満足に眠れないんですよ。

いや、早起き出来ることはいいのですが……

明らかにおかしな時間に目が覚めて、寝た気がしない。

お伊勢参りは、一泊する日程でした。

しかし、あちこち参拝して、バチクソに疲れている。

そんな状態であれど、ホテルで十分に睡眠が取れなかった。

なんなら、帰宅した次の日からも、よく眠れない。

都合4種類の睡眠薬と抗うつ剤のカクテルを飲んで、それかと。

主治医の見解

おかしい。

どう考えてもおかしい。

素人判断は厳禁です。

伊勢から帰ってきた翌日が、ちょうど定例の精神科通院日でした。

「かくかくしかじかで」と、主治医の先生に相談。

すると、

「躁状態に振れているみたいですね」

との診断。

別に今、「ウヒョー! ムヒョー!」と、アッパーハイなわけではない。

ただし、妙に気持ちが昂ぶっている。

その理由なんかは、分かれば医者などいらないのですよ。

とにかく、昂ぶっている精神を落ち着かせて、眠らなければならない。

やったね、たえちゃん!

薬が増えたよ!(ドチクショウ!)

寝る前に飲む鎮静剤が、プラス5mgになりました。

誰だってそうだと思いたいのですが、薬なんか増やしたくない。

しかし、こうするほかは無い。

処方が変わって、しばらく経ちました。

ぶっちゃけ、変更直後の数日は、それでも眠れなかった。

「俺を殺す気か!」と思いました。

ですが、一週間ほど経過すると、どうにか眠れるように。

危ない橋は渡らない!

しかし、スマートバンドの計測というあやふやな根拠ですが、睡眠が浅いらしい。

どうにも、躁状態が予想以上にひどい様子。

いや、実際に、やってはいませんよ?

でも、今のご時世、個人輸入で、向精神薬とか、睡眠薬なんざ、いくらでも買えます。

精神科は、敷居が高い。

そう思っている、悩める皆様などには、うってつけでしょう。

し、かーし!

既に、コテコテに精神系の薬を飲んでいる。

なんなら、糖尿病と、過敏性腸症候群の薬も飲んでいる。

さらに、かつて、悪い薬の飲み合わせで、地獄を見たことがある。

そんな僕からすれば、素人判断で精神系の薬を追加するなど、もってのほかです。

薬漬けは、褒められたものではない。

しかし、選択肢がない。そんな秋。

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

関連記事

  1. 障碍者枠で仕事しても、病気に対する配慮は得にくい
  2. 短編小説『どうしようもない男に鉄槌を下す時がやってきた』
  3. 心に栄養を
  4. 1回失敗したけど、また『結婚』はしたいと思います。
  5. 長時間のデスクワークについて
  6. 変化を楽しもう
  7. ショートショート『天才を採用した末路』
  8. 【難病について③】『障碍者・難病患者に理解ある会社です!』が本当…

おすすめ記事

愛知県において「ラーケーションの日(子供の平日休み制度)」導入

出典:Photo credit: stewedpeas on Visualhunt.com公立高…

障碍者就労の理想と現実

 障碍者は障碍者枠で働きたくない、そのように考えている当事者も多いのではなかろうか。…

阪急『園田駅』と周辺紹介

 阪急『園田駅』と周辺紹介 阪急園田駅はプラットホーム3面の線路…

自分を基準にしたことは人の心に響かない

 人に対して、「よくできる」、「きみはどうしてできないのか」、「若い」、「年を取って…

世界の国と国旗☆第86回目 スロバキア共和国

皆様こんにちはLewis Abe(ルイス アベ)です。&nbsp…

新着記事

PAGE TOP