出典;©2021「鹿の王」製作委員会
劇場版アニメ『鹿の王 ユナと約束の旅』が9月10日(*1)に公開されることになりました。
上橋菜穂子『鹿の王』が原作の映画です。
ジャンルとしては、ファンタジー作品に括られましょうか。
しかしながら、その枠をはみ出すような、大きなスケールで描かれています。
ネタバレにならないように、中身を紹介しますと、「厄災の謎に迫る」です。
犬に噛まれると感染して死に至る伝説の病『黒狼熱(ミッツアル)』。
罹患すると、ほとんどの人が一週間以内に亡くなってしまったというのですから、現在で言うところの「パンディミック」を想起してしまいます。(ただしミッツアルは人から人への感染は発生しない設定です)
物語はある採掘現場において、謎の大量死が発生します。調査した結果、伝説の病の兆候を示す痕跡が見つかりました。この謎の病の解明に向かうため、物語は始動していきます。
先に申し上げましたように、ジャンルとしてはファンタジー小説で、著者の上橋菜穂子氏は過去に『獣の奏者』と言うファンタジー小説の大作を書いたことでも有名な人です。ちなみに『獣の奏者』は、過去にNHKでアニメ化された作品でもあります。
今回紹介した『鹿の王』は、「2015年の本屋大賞」にも選ばれた作品です。
映画『鹿の王 ユナと約束の旅』公式サイト
*1 上映が延期され、全国公開は令和4年2月4日に変更となっています。
文章:justice