玉子でとじるカツ丼より、簡単に作れるウスターソース。それから派生したソースカツ丼用ソースを使った「ソースカツ丼」。
一度、自宅で試してみませんか?
いつものカツ丼より目先が変わって、きっと食が進みますよ。
ソースカツ丼と聞くと、「美味しいのか」と疑問に思う人がいると思います。ソースカツ丼自体、全国的なメニューではありませんが、100年以上の歴史を持つ料理で、美味しいから現在まで続いているのです。普通のカツにウスターソースをかけて、それをオカズにしてご飯を食べるのは普通に美味しいので、当然ソースカツ丼も美味しいのです。
ソースカツ丼に必要な物
まずカツですが、、一般的にはトンカツですがカツなら何でもできます。ソースカツ丼が名物のお店でも「エビフライ」や「メンチカツ」や「チキンカツ」のソースカツ丼があるので、好きなカツで作ればいいです。
ウスターソースはカツを潜(くぐ)らす、かける、煮る、と色々な味付けがありますが、家では「かける」が一番簡単でしょう。ウスターソースは、大手メーカー物でも地ソースでも外国製ソースでも好きなソースが使え、それによって色々な味が楽しめて飽きがきません。ウスターソースから発展したソースカツ丼用ソースも市販されているので、どのメーカーのウスターソースにするか迷ったら、それを使うと良いです。
ご飯は白米が無難ですが、雑穀米や麦飯や玄米でも作ることが出来ます。ご飯の上にのせるキャベツの千切りは、お店でものせる場合とのせない場合があるので、お好みで選んでください。
ソースカツ丼の作り方
簡単に作るなら、ご飯はレンジで温めるパックご飯で、カツはスーパーのカツを使い、家にあるウスターソースをかけて千切りキャベツは無しにしたら、即出来上がります。これで自分の好みに合うかどうか試してみると良いでしょう。
気に入ったらご飯も家で炊いたり、トンカツ専門店のカツを持ち帰りにしたり、家でカツを揚げたり、ソースをソースカツ丼用ソースにしたりしてみるのも良いでしょう。ソースカツ丼用ソースは、オタフクソースやブルドッグソースといった大手メーカーの商品がネット通販で買えて手軽です。
超本格的に作るならソースカツ丼元祖の店『ヨーロッパ軒』の通販で特製カツ丼ソースと特製極細パン粉を手に入れて、薄めに切った上質なロースとモモ肉でトンカツを作り特製カツ丼ソースを使うと良いでしょう。
http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/
©ヨーロッパ軒総本店 -福井名物 ソースカツ丼-
ソースカツ丼のソースの量ですが、ヨーロッパ軒の特製カツ丼ソース180mlビン1本で約6人分と書いてあるので、一食30ml前後が適量なのでしょう。他社のカツ丼ソースやソースカツ丼レシピに、一食当たりのソース使用量がはっきり書いてないので、ヨーロッパ軒の一食30mlが家でソースカツ丼を作る時の目安になると思います。
カツの揚げ油は動物性油脂のラードやヘットを使うと、香りとうま味が増します。ですが、常温で固形なので、冷えると口当たりが悪くなる上に、保存する時も冷蔵庫に入れないといけません。ヘットは手に入れにくく、ラードは揚げ物に使いやすい量は、あまり売っていません。揚げ油は家ではサラダ油が無難で使いやすいでしょう。
ソースカツ丼用ソースは元がウスターソースなので、もし余ってもウスターソースのように使えるので無駄になりません。
文章:北山南河
画像出典元 https://foter.com/f5/photo/2511073343/3d14da70f3/