人生

主張の強い者は他人の感情を粗末に扱う

 

 一般企業で主張の強い人間が、問題を起こす場面に遭遇したことはないだろうか。企業勤めをしていれば、一度は経験していると思われる。

 社内で問題を起こすのは、幼少期からトップに立ってきたものが多い(限りなく近い地位にいたものも含む)。自分の要求が通るという思い込みをしたまま、大人になってしまう。学力(才能)がどれだけ高くとも、社会的にはなんとも残念な人たちなのである。(他者の尊厳というものを根本的にわかっていない)

 主張の強い人間に含まれるのは発達障害、アスペルガーといった、特異な脳を持つ障碍者だけとは限らない点に留意しておきたい。健常者であっても、幼少期から力を誇ってきた人間は非常に高い確率で該当する。障碍の影響は否定できなくとも、幼少期の振る舞いによって決まる部分も大きい。

 人間は一度身についてしまった生き方を簡単には変えられない。一匹狼として育ってきたタイプは大人になっても肌の王様のまま。他人から白い目を向けられたとしても、当人は全く気づかない。

 こういうタイプは得てしてすぐにボロが出るもの。ボイスレコーダーに録音するなどして、証拠を残すようにしよう。力で抑えつけることしかできないろくでなしに、泣き寝入りする必要なんてどこにもない。社会から追放することによって、他の社員の安定が築かれていく。

 

文章:陰と陽

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