外出するときに降水確率を参考にする人も多いと思われる。
降水確率とは一ミリ以上の雨が降る確率を示している。30パーセントであった場合、一ミリ以上の雨が100回に30回降ると考えてよい。
注意すべきは1の位は四捨五入して計算していること。気象予報における降水確率30パーセントは、25~34パーセントと幅がある。25パーセントと34パーセントだとかなり違うように感じるけど、降水確率で示すと30パーセントになる。
1の位を四捨五入しているため、降水確率0パーセントは0~4パーセントということになる。一ミリ以上の雨が降る確率は低いものの、完全に0でないことに留意したい。過去に雨が降ったこともある。
降水確率が95~99パーセントであった場合、100パーセントの表示となる。極めて低確率であるものの、雨が降らないことも起こりうる。こちらについても雨が観測されなかったことはある。
天気予報は必ずしも当たるわけではない。的中率は翌日であった場合83パーセント程度。1週間に1度は外れている。なお、梅雨時は50パーセント台まで的中率は下がるため、安易に信用しない方がいい。
近年は異常気象で突発的な雨が多い。折り畳み傘を携帯するように心がけたいところ。
文章:陰と陽