障碍者を支援するための地域相談支援(地域定着支援)では土、日、祝日、盆期間、年末などが休みであることが多い(相談時間は午前の9時から午後の5時くらい)。それゆえ、実際に企業で働いている当事者は利用が難しくなっている。
支援者の企業への訪問が実現したとしても、時間は限られているために話したいことを全部話すのは難しい。障碍者は周囲に聞かれていることを気にして、本音をいいにくい環境であるため、改善点を訴えにくい。
実際に働いている障碍者であっても利用しやすくするためなのか、一部では土、日もオープンしている支援施設も存在する。年中無休で障碍者のためにオープンしている事業所もある。(24時間体制でやっているところもある)
近隣に土、日も運営している地域相談支援が実在するのであれば、登録してみるのはどうだろうか。就職後も相談しやすい環境を整えることで、一般企業における長期間労働につなげられる確率は上昇する。いつでも誰かに守ってもらえるという、安心感がもたらす効果は決して小さくない。
文章:陰と陽