コラム

怖い話:『誰かに呼ばれた』

夏に大学の合宿で、長野の温泉地に行った時のこと。

宿に着くと早速、全員で近くの川沿いの散策に出かけた。

土手に立ち止まって、せせらぎを眺めていると、ひとりフラフラと、集団から離れるやつがいた。

近くに石橋があったので、橋の上から川面を覗こうというのだろう。

誰も特に気にする者はいない。

そいつはしばらく橋の上から川面を見下ろしていたかと思うと、突然、ふらっと振り向き、車道を渡って、反対側へ行こうとした。

丁度そこに、トラックが通りがかっていて、あやうく轢かれる寸前だった。

それはまるで、昔のドラマの有名なシーン「僕は死にませーん」のよう。

みんなびっくりして駆けつけると、そいつは「誰だよ、俺を呼んだのは?」と。

全員が「??」となっていると・・・

道路の反対側から「こっちこいよ」と呼ぶ声がしたと言うのだ。

 

 

百百太郎

関連記事

  1. そのうち服も着なくなるかもしれない
  2. 怖い話『押し入れにいたもの』
  3. 大相撲の十両、幕下の入れ替え予想(2023年11月場所の成績に基…
  4. 阪神尼崎駅周辺の公共施設の指定管理者が選定されました!
  5. 小説:『彼女との約束(4)』
  6. 犬の隠された本音
  7. 怖い話:『毛』
  8. 大相撲の十両、幕下の入れ替えは誰になるのか(2023年7月場所)…

おすすめ記事

エッセイ:『癒されよう』

「あ―頭が痛い」二日酔いから俺は目覚めた。な…

役人は庶民を法律で縛る

 日本では民主主義国家が作られるまでの間、権力者にとって都合のいい法律がたくさん作ら…

答えのあることしかできない支援員はいらない

出典:Photo credit: BhaduriAbhijit on VisualHunt支援機…

『高齢者の低栄養』-食事で必要な栄養素とは?―

皆様こんにちは!椎名 夏梨(しいな かりん)です。今回は『高…

足が不自由なわたし。

とても童顔なのでお化粧をしないと未だに年齢確認をされてしますわたくしですが、少し足が悪いもので杖を使…

新着記事

PAGE TOP