先日、サイゼリヤで豪遊(1,680円)してきて、存分に癒されました(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
これを書いている今は、そろそろお盆です。
ただ、「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、秋の彼岸はまだ。
ってことは、まだまだしばらく暑いのね!? おろろーん! と叫ぶ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「毒電波!」とかいった話です。
最初に
さて。前回の続きを書かせて頂こうかと。
「ひたすらに書く!」
ご興味のない方々には、何らの意味もないでしょう。
やはり、毒にも薬にもならない。
でも書く。ぬけぬけ、しゃあしゃあと書く。
ソレガワレノツトメ。
チガイマスカ、ソウデスカ。
あれからどした?
前回の記事を書かせて頂いたのが、これを書いている今から数えて、5日前でした。
11月8日締め切りの、K社新人賞に向けて、新しい作品を書きたい。
そのためには、まず骨子を固めねばならない。
アイデア自体は、ありました。
どういう話にしたいのか? も、一応考えていました。
大まかな起承転結のブロック分けも、やりました。
じゃあ、後はエピソードの細分化だね?
OK、やれるはずだから、やっちゃおうぜ!
思い立ったが吉日で、すぐやり始めました。
ドラえもんスティック!
ドラスティック、と言いたかった、夏。
いえね? これは僕個人の性格上の問題なんですが。
かなり細かくプロットを切らないと、納得がいかない。
この辺の「小説の書き方」に、厳とした正解なんてものはありません。
ただ、「僕はそうする」というだけの話です。
とにかく、細分化作業に入りました。
序盤は、それなりに進んだんですよ。
ただ、中盤に差し掛かってくると、妙な違和感が。
つうか、話が広がらない。
「んー?」と考えてみて、思い当たりました。
主人公のキャラクターが、最初から「完成」している。
要は、「変化、成長」の余地がない。
確かに、「主人公に感化されて、変化していく周囲」を書きたい。
主人公に「周囲を変化させる意図」があるなら、それはそれです。
ただ、今回はそうではない。
ならば、語り部=傍観者の視点から書かねばならない。
ドラマというのは、「変化」です。
実はこれ、僕が少し前に通っていた、シナリオ養成学校で教わったことなんですけどね。
さて? その「変化」を「効果的に見せる」ためには、どうすべきか?
語り部を「変化、成長」させればいいんでね?
シャラッサハイパーン!(膝を打つ)
いっそ、主人公を交代させよう!
そんなわけで、大幅に手を入れました。
すると! サクサク進む! どんどん話が広がる!
しかも、前後が上手い具合に繋がる!
なんなら、作中設定のカレンダーにおいて、ビターっとイベントがハマる!
ちょっと表現しづらいほどの、大変な快感です。
プロットの長さは
ぶっちゃけ、問題ではないです。
どんなに詳細に書いたとしても、ですよ?
本文に巧いこと落とし込まないと、意味がないですからね。
しかし、その上で言わせて頂きたい。
プロットだけで、おおよそ15,000文字になりました。
いや、プロの世界では、もっと細かいとも聞き及びます。
ただ、僕史上では、最長のプロットに。
それを、ほんの3日で書いたんですから、どうかしている。
あ、誤解のないように申し上げておきます。
確かに昼休みは使いましたが、仕事はちゃんとやってますよ?
いえね? なんで、自分で驚いているか?
以前も触れたかと思うのですが、例の、原稿用紙換算445枚の大作。
あれ、プロットがだいたい、11,000文字だったんですよ。
もっとも、あの作品は、そのバージョンからかなり手を入れたんですが。
本文だ!
まあまあ、紆余曲折はありましたが、プロットは固まりました。
繰り返しチェックし、「今!」と思ったのが、昨日の話。
あ、もちろん、これを書いている日から数えて、という意味ですよ?
早速、書き始めました。
「すごく……気持ちいいです……」
(あえて誤解を招きやすい表現にする)
鼻に掛けるつもりなど、ないです。
ただ、予想以上にするする書ける。
ほんの一晩で、6,500文字書けた。
当初、僕の中では、「1日に、2,000~2,500文字書ければ?」と思っていたんですよ。
なんせ、仕事が終わって疲れている状況ですし。
それが、倍以上書けたんですから、驚きもします。
毒電波じゃ! 毒電波様の仕業じゃ!
その代償
僕の一番悪い癖。
それは、「スイッチが入ると全てを忘れる」ことです。
昨日はすんでのところで我に返ったので、助かった。
ただ、それでもかなり夜更かしをしてしまいました。
結果、今朝はてきめんに寝坊し、大慌てでした。
いや、遅刻はせずに済みましたが。
それでなくとも、睡眠障害持ちです。
さらに、飲んでいる眠剤一式が、かなり強力。
かなり厳密に己を律さないと、ツケがひどいことになる。
お盆休みが控えています。
折悪く、台風が直撃するらしい。
家に籠もる他、ないのかも知れません。
好きなだけ書ける! と思うものの……
疲れることには変わりない。
なので、結局は、計画を立てて書いていくしかないという。
加齢って嫌ですね!(満面の笑みで)
んじゃまた。
文章:フジカワ