コラム

まさにラブファントム

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日本は妄想の国

最近知人から、面白い話を聞いた。

結婚したい人が、ついつい手を出しがちなマッチングアプリについての意見だ。

その人曰く、マッチングアプリをしても、相手の人とは会いたくないそうだ。

理由は、相手と顔を会わせずに交流していると、相手の容姿やキャラなどを勝手に想像してしまうからだ。

これだけでかなり納得出来てしまう。

確かに、ずっと顔を会わせずに交流していくうちに、相手を自分の理想的な姿にしてしまい、いざ会うとなれば、理想と現実のギャップに幻滅したり、今自分の脳内にいるあなたを壊したくないという気持から、会うことを避けたりするのだろう。これは日本人の悪癖ともいえる。

ここで分かりやすいのが声優だ。声優は基本、顔を見せずに声だけで仕事をしている。だが、自分の好きなキャラを演じているのはどんな素敵な人なのだろうと、やはり勝手に想像してしまい、いざ本物を見ると理想とは全く異なった人物で、それまでのように楽しんでアニメを見れなくなる、なんてこともあり得る。

しかも今やネットのおかげで簡単に見れてしまうので少し哀しい。

ここで勘違いしないでほしいのは、声優のことをディスっているわけではないということだ。寧ろ大好きだ!

実際、声優自身がアニメを見ているとブレてしまうので、あまり自分達の姿を見てほしくないと言っていたのを聞いたことがある。それに筆者は学生の頃、当時の友人に、イメージが壊れるから見ない方がいいと言われたことがある。

結局それ⁈

さて、話をマッチングアプリに戻そう。

結婚したいから始めたのに、こんな罠が待ち受けているとは、なんというジレンマだろう。

これならまだ、チャラいとディスられても合コンに行く方がマシだろう。まあ、それにはそれなりの人脈が必要だが。

それか、少し金がかかるが婚活パーティーに参加するか。もしくは最初は見た目だけで勝負のお見合いに挑むかだ。そしてさらにコロナの影響か、ネットの普及が原因か分からないが、殻にこもりがちの現代人には難しい条件だ。

ピエロはフランス語で愚者

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そうなると気になってくるのは、筆者ピエロの姿は、読んでくれている人の頭の中ではどのようになっているのか、だ。

おじさん?おばさん?ゴツい男の人?心優しい美女?それとも陰気そうな男子?狂人?中二病患者?ヤンデレ女?寡黙な老人?小学生?

読んでくれる人の数だけ、色んなピエロがいるのだろうな。だが、それがピエロだ。涙さえ忘れなければ、メイク次第でどんな姿にも変えられる。

さてさて、今日はどんな姿になっているのだろうw。

 

文章:ぴえろ

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