文章:Photo credit: alek_2 on VisualHunt
2023年5月場所における、新十両が発表されました。
個人的な感想を書いていきます。
十両に残った二人は運がよかった
新十両発表からして、志摩ノ海、對馬洋は十両に残っている可能性は高いです。
本来は幕下に落ちる成績だったので、運はいいといえるでしょう。
對馬洋は十両在籍3場所にもかかわらず、2度も救われたことになります。番付運は非常にいいといえるでしょう。
東14枚目で十両に昇進したあと、通算成績20勝25敗で、関取を維持するのは奇跡です。
川福は上げるほどの成績でないと判断された
西3枚目の4勝3敗は、十両に上げる成績ではないと判断されたのでしょう。
東3枚目の時疾風は十両昇進しているので、半枚の差に泣いたことになります。
荒篤山が5勝10敗としていた場合、結果は変わっていたかもしれない
荒篤山が千秋楽に勝利していた場合、荒篤山>對馬洋=志摩ノ海となります。入れ替え枠は、2枠まで減らされたかもしれません。
對馬洋と志摩ノ海を両方落として、川福を昇進させる可能性もありました。荒篤山の成績は、十両昇進に影響したように思います。
近年は十両の地位を守る傾向が強くなった
幕下5枚目で勝ち越せば、高確率で十両にあがれる時期もありました。
そのときと比較すると、十両の地位を守る傾向が強くなっているといえるでしょう。
4勝3敗で十両にあがれるのは、2枚目くらいまでです(東の3枚目はそのときによる)。
十両にあがるためには、好成績を求められます。
最後に
十両有利の番付編成は当分続くと思われます。
文章:陰と陽