コラム

掟ってルールのこと

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.

あだ名禁止になったら「ヅラじゃない桂だ」もなくなってしまう

子どものいじめ防止の為か、ジェンダー平等の為か、その両方か。理由なんてどうでもいい。

なんで、友達のことをあだ名で呼ぶな、なんて決まりを作られなければならんのだ!

確かにセンスの良いあだ名と似ている似顔絵は、悪意から生まれるものだ。

だが、必ずしもそこに悪意があるわけではないし、それを通して仲良くなったり、大切なことを学んだりするのだ。

銀魂でも言っているではないか、「ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ」と。

因みに、著者は中学時代、あることをきっかけにクラス中の男子からあだ名呼びされてしまったが、孤立していた自分にとってはまんざらでもなかった。

誰かとほんの少しでもコミュニケーションが取れたのだから(孤立していたが、ちゃんと友達はいた。その子らとはお互いあだ名呼び)。

クラス中からのあだ名は一発屋で終わったが、その後はその後で面白かったのを覚えている。

もしかしたら、私のケースはレアなのかもしれないが、あれもこれも駄目なんて、そんなことはしてはいけない。人生の中で子どもが一番自由が許された時期なのだから。

あと、掟を作れば作る程、反乱分子は大きくなることを忘れてはいかん!

そしてそんな掟如きでは子どもたちの暴走を止めることなど出来ん!

子どもたちが大人という図体だけの生き物に支配出来ると思っていたら大間違いだ!(高笑い cv.石田彰)

それに、お互いじゃれあいながらあだ名で呼び合う光景は、微笑ましいものではないか。

ジェンダーがどうのこうのいうのならロン毛も許そう

学校の風紀も改善した方がいいと思う。

中学入学とともに髪を切らなければならない男子。

だが、その子がヘアドネーションの為に伸ばしていたらどうするのだ。早い段階で誰かの役に立ちたいと、社会に貢献している優しい心を風紀という掟で摘むのか。

大体髪の長さなんてどうでもいいことではないか。

確かに襟足だけすごい長くて、「喧嘩上等」とか、「夜露死苦!」と書いてある学ランを羽織っていたり、学校中の窓ガラスを割りまくったり、盗んだバイクで走っていたら、ちょっと生徒指導室に来なさいってなるが(後半は犯罪)、殆どの子はそんなことはないだろう。

それに、学校の掟を破るのは青春しているからだ。

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.

そんな生徒たちに教師陣はうんざりしているのかもしれないが、我慢の限界が来る前に少し休んでみてはどうかと思う。若人の青春は激しくて追いつけないからな。

それに教師陣も思っていたはずだ。もっとお洒落したいと。

思春期の考えることなんて基本同じだ。モテたい。これだけ。まあ、中には、メイクアップアーティストや美容師、ネイリストなどを目指している子もいるだろう。

なので、結論としては、自由にやらせてみれば?だ。

自由といっても、わかっていて悪行に走るのは良くない。なんせ、悪行だからな。悪い行いと書いて悪行だ。自由を使ってその逆である善い行いこと、善行に走ってほしいと著者だけでなく周りの大人たちは思っている。

何歳になってもわからない

今も思っているが、腰パンの魅力がいまだにわからない。あれは、止めてほしいと昔から思っていた。今もやっている子いるのだろうか。

あれやっている子って、皆ボクサーパンツだった気がする。

くまさんパンツとか可愛いパンツだったら、ギャップ萌えでモテていたかもしれない。性格が突っ張ってないと効果があまりないが。

 

文章:ぴえろ

関連記事

  1. ほぼ日刊イトイ新聞『岩田さん 岩田聡さんはこんなことを話していた…
  2. 「居場所」の根深い問題
  3. 障碍者手帳の恩恵(電車、バス)
  4. 京阪電車のダイヤ改正を見て感じたこと(2023年8月26日ダイヤ…
  5. 短編小説『どっちもどっち』
  6. 危険や罠の分類について
  7. 安直なツールとしての「蛙化現象」
  8. 大相撲の十両、幕下の入れ替え予想(2023年11月場所の成績に基…

おすすめ記事

謙遜と卑下

へりくだるという意味では、似ているかもしれないと思いますが、自分に対しても、相手に対しても、それは、…

『教えて』―生きる意味って何?-

何のために…生きているの?何のために…&…

短編小説 : 『縮まらない距離』

大塚沙良は一人の男性に質問を投げかける。「どうして、心を開かない…

障碍者に送る タモリさんの名言

  前回は志村けんさんの名言について書かせていただきました。…

欲望に振り回されるな

人間の欲望にはきりがありません。その欲望に振り回されて、不幸になる人が多いと思うのです。…

新着記事

PAGE TOP