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ハイジの本名アーデルハイドってカッコよくね?
突然だが、私は牛乳が大っ嫌いだ。どれくらい嫌いかというと、イギリスのアニメ『おかしなガムボール』で牛乳を飲むシーンを見て、えずくくらい嫌いだ。
他にも牛乳であろうがなかろうが、白い液体は全て嫌で、目の前に無くても嫌、牛乳パックも嫌。それくらい嫌いだ。
小学校卒業とともに牛乳を卒業した私のカルシウム摂取方法は、他の乳製品だ。
不思議とチーズやヨーグルト、シチューは平気なのだ。今日まで骨を折らずに生きているのもこれらの食品のおかげといっても過言ではない。
だが、乳製品はとても値段が高い。財布の紐がなかなかほどけない。
それなのに最近、搾乳のし過ぎで牛乳の売れ残りを廃棄処分しているという噂を聞いた。
どういうことだ?乳製品の値段が上がり続けているのに、出し過ぎて鮮度が落ちたからと捨てられている牛乳があるのはどう考えてもおかしいだろう。
そもそもチーズもヨーグルトも長持ちさせる為にあるのではないのか。だって、発酵しているもの。腐っているもの。
おんじの山小屋にいくつかストックされている描写を見たことある気がするもの(外国のアニメではむき出しのチーズが置いてあるシーンがお馴染み『トムとジェリー』等)。
こんな未来はまっぴらごめんでござる
保存食の原材料を捨てて、もう牛さんからお乳でないからチーズ販売終了なんてことになったら、私のカルシウムはどうなってしまう。骨粗鬆症になるのも時間の問題だ。
お前の問題など知ったことかと反論をされそうだが、それらがなくなるということはピザもチーズインハンバーグもなくなってしまう。それで本当にいいのだろうか。
どういう事情があるのかはわからないが、変えられることは変えてほしい。
私はあの憧れのラクレットチーズ(通称ハイジのチーズ)をお手軽に食べられるような世界になってほしい。金持ちだけの食べ物になんてなってほしくない。
何よりも、新しいカルシウム源が何になるのか怖い。一部ではコオロギなどの虫に変わるという噂もある。
コオロギをそのまま提供されるということは、寄生虫がいないか自分でチェックしなければなくなるのかもしれない。
耐えられるのか、コオロギの臀部からのたうつように出てくる奴を見続けるのは。そのうち頭がおかしくなるかもしれない。
なによりも、ハリガネムシって人体に入っても大丈夫だったっけ?アライグマ回虫は終宿主がアライグマなので、それ以外の生き物の体内に入ると、必死に脱出を試みるそうだ。
そしてもがくアライグマ回虫の影響を受けた人間は、七転八倒の苦しみにあうことになる。
それらを考えると、ハリガネムシの終宿主ではない人間の体内に入った時も同じかもしれない。
仮にコオロギの中を売人がチェックしていてくれても、見落としは必ず存在する。魚が良い例だ。アニサキスが代表的。
そんな未来、良いだろうか。
今が変わる時!チェーーーンジ!
こういう時が変わるタイミングなのではないだろうか。
私たち日本人にはこんな言葉がある。お客様は神様です。
一応いっておくが、お客様も人間だ。それに、意外と賞味期限など気にしている人はそんなに多くない。
日本が一番食べ物を粗末にしている。味覚が繊細なのは仕方ないが、これは恥ずべきことだ。
「いただきます」と言って食べているのではないか。前置詞には「感謝して」が付いていないのか。
そろそろ止めよう。形が綺麗じゃないとか割れているとか、艶がないとかそういう理由で捨ててしまうのは。
一部ではわけありで売ってくれている。それは本当に素晴らしいことだ。さあ、恥から素晴らしいに変わる時だ。捨てる前に考えよう。
私も常々考えている。揚げ物に使って残った油、どうにか再利用できないかと(お弁当の玉子焼きが今の限界)。
モッツァレラチーズのモッツァレラは伸びるという意味。モッツアレラチーズがあれだけ伸びるのだから人間も成長できるよ!
いざ、フードロスの世界へ!って、これ使い方あってる?
文章:ぴえろ