人間には、ありがたいことに現実を認識する能力の他に、イマジネーション力(想像力)というものが具わってあります。
ナチスドイツのアウシュビッツの強制収容所に収容されたオーストリアの精神医学者フランクル(「夜と霧」の著者)が、奇跡的に生き延びることが出来たのは、想像力を働かせることでそれを可能にしたのです。
その様な極限状態でなくとも、私たちは、想像力を働かせることで、もっと自由になれるのです。
そうした能力を、もっと活用して、もっと素晴らしい人生を送りたいものです。
その能力は、マイナスにも使われますので、プラスになる様に使っていきたいものです。
善に働けば、生きる力になります。
人は、パンも必要ですが、生きる力になる想像力も必要不可欠なのです。
あらためて、その能力を与えられた人間に生をうけたことに感謝したいと思います。
その能力を自分のためだけでなく、他者のためにも使っていきたいものです。
自他共の幸福のために。
文章:シャーペン
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