「伊丹市昆虫館」は兵庫県伊丹市昆陽池3-1、昆陽池公園敷地内の昆陽池のほとりにある昆虫館です。
絶滅危惧種の『フサヒゲルリカミキリ』を、施設での飼育下繁殖に成功したことによりニュースになった施設です。施設のある昆陽池は奈良時代の高僧『行基』が造営した農業用のため池です。
館内は生態展示室やチョウ温室や特別展示室等があります。
生態展示室は国内国外約30種類の昆虫が自然で生きている環境を再現し飼育、展示されています。
チョウ温室は約14種1000匹のチョウが放されている直径31m高さ15m面積600平方mの半球形の温室で、関西最大級の大きさを誇ります。特別展示室には世界各地から様々な種類の昆虫の標本が展示されています。
受付にはミュージアムショップがあり、本、昆虫館オリジナルグッズ、昆虫採集専用機材等が販売されています。
開館時間は9:30~16:30、休館日は火曜と年末年始、入館料は大人400円、中高生200円、小学生~3歳100円、3歳未満無料です。
追記情報として、フサヒゲルリカミキリの生体展示は終了しましたが、2022年7月18日まで『ムカデ・サソリ』のプチ展示が行われています。
文章:北山南河
画像提供元 https://foter.com/f7/photo/2320743852/9c53785af9/