プロ棋士になれば、将来の生活は安泰だと考えている人はいませんか。実際はそういうわけではありません。
C級2組で降級点を3つとると、フリークラスに転落する
プロ棋士になった人は原則として、C級2組で将棋を指すことになります。ここで、降級点を3つとる(条件によって消えることもある)と、フリークラスに転落することになります。
フリークラスに転落すると、10年以内に一定以上の成績を収める必要があります。できなかった棋士については、引退という扱いになります。
フリークラスに落ちると戻ってくるのは難しい
フリークラスに落ちた棋士の多くは、C級2組に復帰するための成績をおさめられず、引退に追い込まれています。一度落ちてしまうと、這い上がってくるのは難しいです。
30~40代で引退に追い込まれた棋士もいる
20~30代でフリークラスに転落し、引退に追い込まれた棋士も存在します。プロの世界で勝ち抜くのは大変なのかもしれません。
まとめ
藤井聡太五冠の活躍が目覚ましい一方、これからという時期に引退を余儀なくされる棋士も存在します。プロの世界で生きていくのは非常に厳しいです。
文章:陰と陽
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