コラム

お盆は何をされましたか?

脳内麻薬は合法ですが、摂取のしすぎによる揺り戻しが(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。

僕は、些末なことを何十年も覚えているタイプです。

それはいいとして、過去の失敗をなかなか忘れられないのが難儀だと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の記事は、「レジャーも何もねえ!」とかいった話です。

嗚呼、夏休み

さて。これを書いている今は、ちょうど僕達も、夏休みが明けた直後です。

そりゃね、世間的にも夏休みですよね。

休みがねえと、やってられねえですよね。

ただ、折悪く、お盆休みの最終日、8月15日には、近畿地方を台風が直撃。

避けようのないことですし、被害に遭われた方には、謹んでお見舞い申し上げます。

しかし、夏。帰省やレジャーの季節です。

それでなくとも、日々のうっぷんを、遊ぶことで晴らさんとした皆様もおられるかと。

羨ましい。

そんな皆様が、個人的には大変羨ましい。

確かに、僕自身も、休ませていただきました。

しかし、「休み……か?」と、我ながら大変な疑問が。

強迫観念

最近、こちらで書かせて頂いております。

少し前から、新しい懸賞小説の執筆に取りかかり始めました。

プロットを3日で組み、いざ本編へ。

ぶるんたった。もう、ぶるんたった。

どういう意味か? 「エンジンがかかった」ということです。

いったん「そう」なったなら、もう止まらない。

それ「しか」できなくなる。

やらねば。

それはもはや、強迫観念の域です。

しかも、夏休み中、他にやることが何もない。

ええ、そりゃあもう、一周回って素晴らしいほどに、やるべきことがない。

無目的にYouTubeなどを眺めていれば、無為な時間が過ぎるだけ。

じゃあ、書くしかねえ。

ああよ、やったろうじゃんよ!

ってなわけで、ひたすら書いていました。

ノードラッグ、ノーアルコール

自慢したり、鼻に掛けたりするつもりなど、毛頭ないです。

ではあれど、どうやら僕の手は、結構早いらしい。

具体的には、仕事のない日の一人日で、13,000~15,000文字書いた。

400字詰め原稿用紙換算で、マックス37.5枚です。

それを、3日間続けました。

つまり、3日間で、だいたい120枚ぐらいは書いた。

文字通り、ぶっ通し。

ほとんど、ラリパッパ状態でした。

何らの違法薬物も、アルコールすらも摂取していない。

こんなにKENZENなトリップ方法があるだろうか? いやない!(反語)

ではあれど、もう、バテバテです。

OK、一つ問おうか?

1日に原稿用紙換算で30枚以上書いて、疲れない道理があるとでも!?(逆ギレ)

いやもう、変な笑いが浮かぶ程度には、疲れました。

現状で、トータル76,335文字。

原稿用紙換算で、約190枚。

応募予定の、K社のフォーマットで、90ページ。

規定の下限が80ページのため、既に条件はクリアしています。

プロットの消化具合が、ちょうど半分程度。

なので、逆に今度は、上限の150ページに収まるのか!? という心配が。

執筆を初めて、まだ7日程度です。

どうかしている、と思いました。

こうなったら!?

鉄は熱いうちに打て、ではないですが、勢いは大事にしたい。

こうなったら、初稿だけでもとっとと上げたい。

「5分あれば、一行でも書けるよね!?」

もう、そんな気持ちにさえなっています。

メインで使っているスマホには、Wordのアプリを入れています。

そして、原稿ファイルは、(クラウドストレージの)OneDrive上にあります。

なので、通勤時間をも使って、今現在は書いています。

まさか僕も、ケツまであと何枚か? までは、正確には分かりません。

ではあれど、一応、経験に基づいた推測はできる。

今一度、未消化のプロットを読んだ限り……

恐らく、残り150枚程度だと思われる。

仕事から帰った後も、何ごともなければ、20枚は書ける。

150÷20=7.5、です。

ぢゃあ、残りの工数は、切り上げても8日?

またまたご冗談を(AA略)。

ある種の「呪い」

個人的に、「創作」というものは、「呪い」だと思っています。

それも、自分で自分にかけるタイプの。

自分で呪うんですから、「解呪」は、やはり自分にしかできません。

そして、「呪い」なので、解かない限り、とても苦しいものです。

因業。

自分で自身を呪い、その解除を必死になってやる。

そんなことを、もう27年間、ずーっと繰り返しています。

それでなくとも、面倒ごとです。

わざわざやることなんか、ないはずです。

しかし、やらずにはいられない。

なぜなら、何よりも好きであり、それしか能がないから。

信じられない程の、脳汁が出ています。

紛れもない快感でありながら、もはや摂取過多による中毒症状が。

疲れているものの、憑かれているがゆえに止まらない。

真似は、推奨いたしません。

リア充は爆発しろ。(謎のシメ)

 

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

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