不安を減らす方法について、
「『精神科医が教えるストレスフリー超大全』樺沢紫苑著」より
なぜ、不安は起きるのか?
何かについて悩み、苦しむときに「不安」がつきまといます。
悩みが解決されれば、不安は解消されます。
不安を消すにはまず「行動する」ことです。
ほとんどの悩みの共通点は、「どうしたらいいか?」という「対処法」「解決法」を知りたいことでしょう。
悩みの解決の手順は、対処法、解決法を知ることと、それを実行、行動することです。
ただそれだけです。
それでは具体的に述べていきたいと思います。
対処法を知る方法には、
「自分で調べる」(自力で解決)、
「人に相談する」(他人の力を借りる)、
の2パターンしかないという事です。
今回は、自力で解決する方法を紹介します。
不安を減らす方法ベスト3
ベスト1:情報収集
ベスト2:学び(読書等)
ベスト3:ポジティブなアウトプット
があります。
すべてのベースとなる「解決法」
「悩み」を「ToDo(何をすべきか)」に置き換える。
悩みを解決する手順は、次の4ステップです。
(1)悩みを書く
自分の悩みを、できるだけ詳しく人に相談するイメージで文章化する。
「悩みを書く」ことで、「つらい」「苦しい」「たいへん」という感情に支配され、何に悩んでいるのか原因が見えなくなっているので、自己を客観視できるということです。
(2)対処法を調べる
対処法を調べる場合、「まずはネットで調べる」という人が多いと思いますが、信頼性も不十分で、根拠もなく間違った情報もよく書かれているので、必ず「本」を使う。
ポイントは「ToDo」を3つ見つけることです。
(3)やってみる
対処法がわかれば、簡単に実行できるように、「できそうなToDo 」に置き換えて実行してもいい。(最低でも1~2週間実行)
(4)評価する(フィードバック)
1~2週間が経ったら、どこまでできたか評価する。
評価の手順1 うまくいっていない理由を3つ書く
評価の手順2 うまくいっている点を3つ書く
評価の手順3 次のToDoを3つ書く
それぞれについて最低でも3つ書く
書き終わった後の気分がポジティブになるように手順通りに書く。
そして、次のToDoを1週間実行してまた評価(フィードバック)を行います。
これを繰り返します。
これでかなり効果が現れてくるはずです。
最後に、「悩み」をすべて「ToDo」に置き換える習慣を身につけてください。
それだけで、「悩んでいる自分」は、消え去るでしょう。
文章:シャーペン